JApan Network Operators' Group

JANOG34 Meeting

【プログラム委員長インタビュー】
「俺達の考える最強のJANOG」に来てください!

前回のニュースレター「第一回:【実行委員長インタビュー】」で紹介した通り、JANOG34のテーマは「混ざる、混ぜる」です。第二回のインタビューでは、どのようにして「混ざる、混ぜる」を実現し、多くの参加者に興味を持っていただけるようなプログラム編成にするのか、JANOG34のプログラム委員長の高嶋隆一と神谷尚秀が語ります。
(聞き手=JANOG34 企画編成委員)

JANOG34 プログラム委員長 高嶋隆一 (ミドクラジャパン株式会社)

JANOG34 プログラム委員長 高嶋隆一 (ミドクラジャパン株式会社)

---今回のテーマ「混ざる、混ぜる」をどのようにプログラムに反映させたのでしょうか?

高嶋:まずプログラム委員長として、混ぜる要素としては「参加する人の種類」と「発表するプログラムの種類」の2つがあると考えました。そこで、今までとは異なるジャンルのプログラムを提供することで、バラエティに富んだ人に参加していただけると思っています。人の種類では、「低いレイヤーと高いレイヤー」、「地方と東京」、「若者とベテラン」といった、様々な属性の参加者が混ざりあえると良いですね。

そのために、プログラム募集の段階からJANOGとは異なるジャンルのコミュニティにも呼びかけるようにしました。また、プログラムの採用でも、従来のJANOGの王道とは異なるジャンルのプログラムも採用することで積極的に混ぜ込むようにしました。

JANOG34 プログラム委員長 神谷尚秀 (古河ネットワークソリューション株式会社)

JANOG34 プログラム委員長 神谷尚秀 (古河ネットワークソリューション株式会社)

神谷:もう一つプログラムの選考にあたって意識した事があります。それは、会場内外での議論を活発にすることです。発表者や参加者の間で議論を活発にすることは、「混ざる、混ぜる」に通じると考えています。また、JANOG34の参加者が得たことを自社に持ち帰り伝えることでも、「混ざる、混ぜる」事になりますよね?その結果として、JANOGミーティングのリピーターや新しい参加者が増えることを期待しています。

高嶋:議論を活発にするために、JANOG34では「マルチトラック」という形式のプログラムを設けています。マルチトラックは、従来のシングルトラック(同時に他のプログラムが開催されない形式)よりも小さい部屋で、2つのプログラムを同様の条件で開催することで議論の活性化につなげる目的があります。さらに、マルチトラックでは動画配信等をしない事にしました。ですので、いままで気が引けて質問できなかった人や初参加の人がマイクの前に立って発言しやすくなり、活発な議論になることを期待しています。

混ざり合うプログラム委員長

混ざり合うプログラム委員長

---出来上がったプログラム編成を見て、どのように仕上がったと思いますか?(※プログラムは5月26日に公開)

高嶋:今回は「混ざる、混ぜる」というテーマでプログラムを募集した経緯もあって、良い具合にプログラムの内容がバラけたと思います。 僕が興味本位でプログラムを集めると技術だけになってしまいそうなのですが、仕上がったプログラム編成を見ると、ルーティング等だけではなくサーバやソフトウェア、組織づくりの話などがうまく混ざったと思います。きっと多くの人に興味を持って聞いていただけると思います!

神谷:僕も出来上がった全体のプログラムを見て、良い感じに混ざったと思います。プログラムの選考でも多数決のような単純な方法で決めたのではなく、プログラム委員全員がそれぞれ考えた「俺の考える最強のJANOG案」を元に議論したんです!その結果、「混ざる、混ぜる」というテーマを実現したプログラム編成を作ることができたと思います。

---最後に一言お願いします!

高嶋:プログラムの成功のバロメータのひとつとして、マイクの前に立ち発表者に質問をする人の数があると思っています。参加者の発言を促進するために、事前に多くの情報をシェアしようと考えていますので、「こんな質問で発表者の人を驚かせてやろう!」という意気込みで参加していただけると大変嬉しいです!

神谷&高嶋:俺達が考える最強のJANOG34を創ったので来てください!!!

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