JApan Network Operators' Group
JANOG34は株式会社 STNetのホストにより開催しました。

DCネットワークの新時代? ―ホワイトボックススイッチの利用可否―

概要

ネットワーク OS を持たないコモディティハードウェアで構成された、一般に“ホワイトボックススイッチ”と呼ばれるネットワーク機器が話題を呼んでおり、ハイパージャイアントなどにおいて採用が進んでいる。

こうした機器が注目される背景として、サーバ環境とネットワーク環境の構成管理を統一的かつプログラマブルに行えるといった、デプロイの大幅な自動化などがある。 ホワイトボックススイッチ上でCumulus Networksに代表されるGNU/LinuxベースのネットワークOSを利用し、Chef、Puppet等サーバデプロイに利用されているツールをそのままネットワーク機器に適用することで、サーバとネットワーク機器の構成管理が統一的に行える。

またネットワーク機器上で稼働させるアプリケーションが自由に選択可能になるため、デプロイに限らず、様々なネットワークアプリケーションを各社のDCネットワークへの要求に応じて利用することができる。

本プログラムでは、ホワイトボックススイッチの採用によるメリット、デメリットを運用の観点から整理し、ますます大規模化、複雑化するDCネットワークの運用の効率化をホワイトボックススイッチが果たせるのか考察、議論したいと考えている。

発表者

石田 渉 (NTTソフトウェアイノベーションセンタ)

大山 裕泰 (グリー株式会社)


資料

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