


スタッフ経験者インタビュー
中尾 亮介 (西日本電信電話株式会社) さんにインタビューしました。
スタッフ経験およびJANOGミーティングへの参加回数など教えて下さい。
JANOGミーティング参加回数は、6回(Interim Meetingを含むと8回)、スタッフ経験は、2回です。
主な活動内容
31.5と33.5のinterim Meetingでは、発表させていただきました。 また、スタッフとしては、33で企画編成委員長、34でプログラム委員を務め、 今回、35では会場運営委員長をやらせていただくことになりました。
担当したプログラムは何個?(PC)
3つです。
- 「ルーティングテーブルを覗きたい┃_・)ジー」
- 「コンテンツ配信コスト構造の変化を目指して」
- 「頑張れIP anycast」
ミーティングの回数は何回でしたか?(全体および個別を含む)
全体ミーティングは、5回(欠席1回含む)、個別ミーティングも5回(うちリモート3回)でした。 個別ミーティングは、すべて担当する発表者とのものです。
遠方のため、すべての回に現地参加というわけにはいきませんでしたが、 リモート参加の環境をしっかり整えていただけるため、特に困ることはありませんでした。 Face to Face でのコミュニケーションが望ましいと思いますが、工夫次第で克服できると思います。
業務時間外の活動はどれくらい(時間・日にち)ありましたか?
使った時間がそれなりに大きいところだと、3回ありました。 時間は、その週の休日(土・日)を使うイメージです。
- 応募プログラムの内容を理解するため(選考にあたり必須になってきます…)、
- 担当プログラムの内容を深く理解するため、
- 発表後の議論ログをまとめるため、
の3回になります。
1.が一番時間を使いました。
3.も、会場の議論が白熱し、レベルが高くなると、私の理解が追い付かなくなるため、噛み砕くまでに時間が掛かりました(笑)。
これ以外は、普段、業務時間外に染み出ることはありませんでした。
メールは四六時中送られてくるので、チェックの時間や返信の時間は話題に出していません(笑)
業務とスタッフ活動のダブルワークはどうでしたか?
プログラム委員は忙しくなる時期がある程度分かっていたため、メリハリは付けやすかったです。個人的には無理することなく活動していました。業務とのダブルワークは両立できたと思っています。
メールなどのコミュニケーションの頻度(全体では5401)
◆ボリュームについて
MLに送付した数は、50通あるかないかだと思います。 但し、34では当初、担当プログラム単位で連絡を取り合うという流れがあったため、 個別に送付しているものがあります。それを合わせると、100通くらいでしょうか。
◆頻度について
頻度については、常時というよりは、山と谷がある印象です。 プログラム委員の場合は、プログラム選定時、担当プログラム決定後、 発表者との個別ミーティングの前後、アブストラクトや発表資料の〆切時、本会議終了後、あたりで稼働が発生するため、自然と頻度が高くなると思います。
スタッフ間の情報は、wikiに集約するケースが多く、メールでのやり取りは、 そんなに多くない印象です(OT※除く)。
ミーティングの設定は、調整さんや伝助等のスケジュール調整サービスを使って、 やり取りの回数を減らしていました(普通っちゃ普通ですね)。
※OT=Off Topic: 雑談やジョーク等、業務と関係がなく飛ばしても問題がないメールは件名にこのキーワードを付与して区別しやすくしています。
スタッフ経験前のJANOGの印象
何だかよくわからないけどスゴイ人たちの集まり。敷居が高い。
ただ、JANOGミーティングの開催は、スタッフ経験前から、情報収集の場として素晴らしいイベントだなと思っていました。
スタッフ経験後のJANOGの印象
インターネットの発展のために尽力している人たちの集まり。
一番強く感じたのは、公平性をとても大切にしているということでした。
経験前に感じていたスゴイ人も、もちろんたくさんいらっしゃいますが、 そうでなくても、本人の想いややる気を尊重し、発言や案を大切にしてくれます。 最初、スタッフとして飛び込むにはやはり勇気が入りましたが、
その後は、インターネットコミュニティの中でより身近な存在になりました。 とても大きな変化だったと思います。
今後JANOGミーティングに参加したいと思いますか。
はい、参加したいと思います。
またスタッフをやりたいと思いますか?
はい、時間が許す限り、やりたいと思います。
JANOGミーティングはスタッフとして参加した方が見方が全く異なってくるため、間違いなく楽しめます。
また、作り上げていく過程の中で、モチベーションの高いスタッフからはたくさんの刺激をもらうことができます。 得られた知識や人脈は、会社に戻ってからの成果にも十分つなげることが出来るはずです。
エンジニアとして、大きく成長できる場所であり、色んなチャンスをもらえる場所だと勝手に思っています。
あ、もちろん本来業務ありきの話ですので、バランスは重要です!
