今後、ネットワーク・サーバインフラを日本国外で構築したり、国外でクラウド環境を契約したりすることで、国外にインフラを持つということが増えてくるのではないでしょうか。既に国外のインフラを利用されている方は、国内との違いに戸惑ったり、新たな気づきを得られたりしているのではないでしょうか。
本プログラムの内容について、登壇者の川村 聖一さん(ビッグローブ株式会社)と担当プログラム委員にお話をうかがいました。 (聞き手=JANOG36企画編成委員)
川村: Interconnection Managementをしています。いわゆるPeering担当、回線調達、接続拠点の選定、相互接続、ネットワークの設計などをやっています。
川村: 大体メールでのやり取りです。1/3は英語ですね。あとはカンファレンスに参加して、会話したりしてます。一度あった人とは色んなメッセンジャー使ってやり取りします。
川村: 月に1−2回ですかねー。
川村: 一言では言えませんが、ネットワークの維持や拡張に払わなければいけないコストと売上のバランスを常に意識しなければいけません。
川村: 私自身海外拠点を作る前に知っていて楽できたこと、事前に知らなかったから苦労したこと、などを共有してみんなの参考になる情報を出せればと思います。また会場には海外でクラウドを借りている人などもたくさんいると思うので、インフラを国外に持つ、という観点で情報交流ができれば良いですね!
旅行でも仕事でも海外に行くと、言葉の壁とか習慣の壁とかいろいろな壁がある事を実感しますが、2013年頃から海外にも拠点を増やしているビッグローブではどのように壁を乗り越えてきたのか、非常に興味深いです。今回のプログラムでは、壁をどう乗り越えてきたのかを事例を交えて発表していただきます。また、「国外で得られた気づき」についても共有・議論するため、大変有益なものになると期待しています。また、実体験に基づく裏話にも期待しています。
「海外でネットワーク作るとこんなことがあるある」プログラムページ