JApan Network Operators' Group
JANOG37は中部テレコミュニケーション株式会社のホストにより開催します。

JANOGスタッフの魅力

「動画配信ネットワーク、つくってみたい。」
「プログラムの内容にもっと深く入り込みたい。」
「何回か JANOG に参加しているけどもっと一気に人脈を広げたい。」
「非営利大規模コミュニティの裏側を知りたい。」
とお考えの方。スタッフやりましょう!

というわけで始まりました。早くも第 5 回目のスタッフコラムです。いささか唐突ですみません。
冒頭に書きましたが、何か物事について知りたい場合思い切って作る側にまわるという選択も充分にありだと思っています。私事で恐縮ですが、JANOG初参加・初スタッフ・初登壇すべてを JANOG34 で一気に経験しましたが、それはそれはとてつもなく充実した楽しい期間 / 経験でした。全てが初めてで、学ぶことや感心することばかりでした。JANOG というコミュニティが一体何なのかが分かっていない状態でのスタートでしたが、大変意義のあるみなさんに愛されたコミュニティということを肌で感じ学ぶことが出来ました。スタッフ間で技術の話をする機会がたくさんありますのでそれだけでとても勉強になり有意義なのですが、なにより JANOG を作っていく中で JANOG の魅力を発見出来、他スタッフと協力しながら JANOG 本会議への準備を進め、当日会場のみなさんと素晴らしい議論を繰り広げることが出来る…。大変楽しいです。文句無しに楽しいです。皆さんが真剣な顔で議論を重ねる熱意に満ちた会場を見ると、この有意義な場を微力ながら創ることができたんだと、なんだか必要以上に感慨にふけることができます。

と、やたらと熱く語ってしまいましたが本題に入ります。スタッフの役割や醍醐味等を下記に書いていきます。
本会議は年 2 回開催されますので、それに合わせてスタッフも年 2 回募集がかかります。月 1 回程度、定時後にスタッフミーティングがあり、ミーティング後には必ずと言っていいほど懇親会が開催されます。なぜかのんべえが多く、大変盛り上がるのが特徴です。

スタッフは大きく2種類に分類できます。運営委員と実行委員です。
運営委員はコミュニティを存続させることが使命です。メンバーは会期ごとに募集せず、固定です。
実行委員は本会議毎に募集し、構成します。実行委員の任期は約 4ヶ月です。みなさんが応募することになるのは実行委員です。
実行委員の役割には PC, ORG, LA があります。役割等を詳しく書きます。

◆実行委員
〇プログラム委員 Program Committee (通称:PC)
 ・ JANOG の中身をつくるのがお仕事
 ・ プログラムの選考、企画
 ・ タイムテーブル等セッションコーディネート
 ・ 発表者との事前調整 等

JANOG36 ホスト&スタッフ&北九州市副市長 集合写真

〇企画編成委員 Organizer Committee (通称:Org)janog36_syugo_01.jpg
 ・ JANOG の魅力を濃く広く届けるのがお仕事
 ・ ミーティングの広報活動
  - JANOG ML、SNS、他コミュニティ等への状況報告
  - ミーティングWebの作成 / 更新
 ・ パンフレットやスタッフグッズの作成
 ・ 懇親会企画 等

〇会場設営委員 Local Arrangement Committee (通称:LA)
 ・ みなさんのおもてなし班
 ・ ミーティング会場との連絡窓口
 ・ 会場ネットワークの設計・構築サポート
 ・ 動画配信ネットワークの構築
 ・ 開催現地情報の発信 等

各委員に委員長(chair)が 2 名います。

実行委員のまとめ役は SC です。
〇実行委員長 Steering Committee (通称:SC)
 ・ スタッフみんなの頼れる存在
 ・ ミーティングの企画 / 全体の取りまとめ
 ・ 事前準備の作業スケジュール管理
 ・ 各委員のタスク管理 / 調整
 ・ ミーティング当日の進行管理 等

◆運営委員
〇運営委員 Committee 
 ・ あたたかく実行委員を見守ってくれます。
 ・ 来賓対応
 ・ ホストとの調整
 ・ コミュニティ存続に関わる全ての事柄

役割は決まっていますが、みんな同じくボランティアでやっているので本業が忙しいときは役割関係なくみんなでカバーします。ベテラン、ビギナー等配慮し、バランスよくchairと運営委員が構成してくれます。スタッフミーティングは都内で開催されますが遠隔参加が可能な形態でミーティングしますので、ネットワークがあれば地球上どこに住んでいてもスタッフができます。(現会長はサンノゼ在住!)
スタッフをすることで、スタッフの仕事で本会議当日議論に集中できないんじゃないか?という不安がある方もいらっしゃるかもしれません。ですが大丈夫です。スタッフは各々参加したいプログラムに自由に参加しています。参加したいプログラム時に受付等のスタッフシフトが入っていた場合、事前に調整すれば問題無しです。プログラム委員をしていれば事前に資料をよく読み込んだり登壇者にインタビューをする機会等もある為、普段よりもより深く議論に参加することが出来るかもしれません。

スタッフをするにあたり会社や本業との兼ね合い等調整が必要な部分は多少ありますが、それ以上にあなたが得るものは多いと思います。極めて確実に。
最後に私の好きな言葉を…
「経験はどんな経験も積もっていくのみ。マイナスな経験はない。」
長々と語りましたが結果何が言いたいかっていうと、面白いからスタッフやろー!っていうコラムでした。皆様のスタッフへのご応募お待ちしています。

※来期(JANOG38)の スタッフ募集は 2016年 3~4 月頃を予定しています。

 JANOG37 企画編成委員長 関