JANOG44ミーティング企画編成委員の堀内です。
Day 2の午後イチ(13:30)より3A会議室で行われる「エンタープライズ向けクラウドのSDN基盤の安定化への挑戦」にご登壇いただくエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の川上 雄也さんと梶浦 悠生さんにお話しを伺いました。
左から梶浦さん、川上さん
最近、JANOGでコンテンツプロバイダやクラウドプロバイダが、データセンター内のネットワークについて共有する機会が増えてきました。 我々が開発している Enterprise Cloud 2.0 でも、リリース後から様々な障害を乗り越えて、SDN基盤のバージョンアップを終え、安定したと胸を張ることができるようになりました。 これらの経験から得られた知見をコミュニティに還元して、仲間を増やしていきたいと思って応募しました。
個別の事例を紹介すると言うよりは、SDNでクラウドのネットワーク基盤を作るときにどういうアーキテクチャが考えられて、それぞれの良し悪しがどこにあるのかを伝えて、それについて議論ができるような発表にしたいと考えています。
SDNではネットワークだけでなくソフトウェアやシステム全体のアーキテクチャまでを考えられる能力が求められます。 そのシステムを安定させるためには内部の動作を隅々まで理解した上で検証を行う必要があり、多大な労力が必要になるとともに、エンジニアとしての腕前を見せることができる楽しい場所であるということを伝えたいです。
みなさんのネットワークやシステムで似たようなトラブルがあったり、アーキテクチャについての議論・判断があったりすれば、是非会場で伝えていただきたいです。