JANOG44ミーティング企画編成委員の加賀爪です。
Day2 の 11:30より 3A会議室 で行われる 「 クラウド基盤の仮想化NWを利用した構築自動化 」に ご登壇いただく 日本電気株式会社の中原 一彦さんとNECソリューションイノベータ株式会社の高塚 修吾さんのお二人にお話しをお伺いしました。
中原さん:10年以上前は何度もJANOGミーティングには参加していました。 当時はISPの立場でしたが、現在クラウド事業のお仕事をすることになり、 その中でネットワークの仮想化技術や自動化に関して いろいろな技術や課題があることを知り、ISP時代と同じように コミュニティを通して多くのディスカッションをしながら解決していく こともあると思い応募しました。 高塚さん:前回(JANOG43)に発表した仮想化技術の課題に関して、PoCを通して課 題の深堀や解決できなかった部分をみなさんと共有し、課題に対しての 議論を深めたいと思い応募しました。
中原さん:クラウド事業において、ユーザ側から見ると自動化が進んでいるように見えると 思いますが、裏方ではまだまだ人力が多く、仮想化と自動化についての苦労話を共有する ことで、みなさんと泣き笑いしながら議論できるものと思っています。
高塚さん:仮想化や自動化のテーマが多いということはそれだけ議論するテーマが多く あるということだと思います。我々は特にマルチテナンシーを持って仮想化に取り 組んでおり、その現実と理想のGAPへの苦悩をいかに解決しようとしているかを、 なんちゃってデモを通して伝えて、議論をさせていただければと思っています。
中原さん:物理結線のうえの仮想的な物理結線(物理結線の仮想化)というアイデアを 今回はPoCしてみた内容として共有します。 高塚さん:物理リソースのLCM(ライフサイクル)のアイデアについても自動化 ポイントも交えて議論できればと考えています。 また、同じ苦労をしている方々が、苦労を共有し、解決のアイデアがたくさん出る ことを期待しています。(笑)
懇親会も楽しみにしています。 同じアイデアをお持ちのかたや同じ苦労を抱えている方、そうじゃないかたももちろん、 発表時間だけでなく、ざっくばらんにお話ししたいです。
中原さん、高塚さん、お時間頂きありがとうございました。
前回JANOG43での発表「クラウド基盤の仮想化NWの設計と課題」-今の仮想化技術でどこまでできるか-」からその後どうなったかを、今回のJANOG44でもご発表いただくことになりました。 Day2の午後に同じく3A会議室で発表される「Tungsten Fabricを用いたサービスチェイニングを試してみた ~クラウドサービスで提供できる機能とは?~」とも関連する発表だと伺っていますので、 ご興味のある方はぜひ両プログラムにご参加ください!
当セッションは、Day2 の 11:30より 3A会議室 にて行われます。 皆さんの熱い議論を期待しています!