現在、企業IT担当者は各種ブロードバンドサービス、各種無線セービス(4G、NB-IoT/Sigfox)、自営無線サービス(Wi-Fi、LoRaWAN)をマルチアクセスとして活用すると同時に、デジタルトランスフォーメーション推進のため、マルチクラウド環境の活用に取り組んでいます。 来年にサービスが開始される5Gはコントロールプレーンとユーザブレーンの分離、MEC(Multi-access Edge Computing)、スライシング等の新しいアーキテクチャが採用され、大容量サービス、低遅延サービス、多量のIoTデバイス接続サービスが今後利用可能と言われています。
本セッションでは技術的な側面は最小限にとどめ、 企業ユーザの5Gに対する期待値と アーキテクチャの観点から通信事業者が提供する5Gの新しいサービスの概要を説明します。 次に、5Gが企業向けのネットワークに対してどのような付加価値サービスが提供でき、マッチが行えるかについて議論したいと思います。 また、企業と通信事業者とのドメインを密接に結びつけるマルチドメインの可能性についても議論したいと思います。
堤 一記 (シスコシステムズ合同会社) 森 工 (シスコシステムズ合同会社)
(発表資料) 5G for Enterprise/Industry