2011年7月に開催されたJANOG28において、同年3月11日に発生した東日本大震災を受けて「日本のインターネットは本当にロバストだったのか」という発表を行った。
その発表のサマリは、たまたま幸運も重なって、インターネットがロバストであるように見えたのであって、真にロバストにするためには、課題は山積しているという内容であった。
それから8年経過して、またその間に様々な災害を経験する中で、改めてその時に課題とした点が解消されているかどうかの検証を行う。
回線やデータセンターなどのハード面での分散はなされているが、運用面あるいは人員などソフト面での分散が十分になされているのか、さらには今後の備えとして必要なのは何なのかについて共有し、議論したい。
石田 慶樹(日本ネットワークイネイブラー株式会社)
吉田 友哉(NTTコミュニケーションズ株式会社)
西田 圭 (株式会社QTnet)
日本のインターネットは本当にロバストになったのか? (石田)
日本のインターネットは本当にロバストになったのか? (吉田)
日本のインターネットは本当にロバストになったのか -アクセスと中継網- (西田)