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OSSなWhitebox用NOSのSONiCが商用で使われている理由を考える

概要

SONiCはBroadcom,Mellanox,Barefootなど、複数のチップベンダのWhiteboxをサポートするOSSのNOS(厳密には SONiCはONL上で動作するソフトウェア群)です。もともとはMicrosoftが中心に開発したものを2016/3にOSSとして公開したことがSONiCの始まりですが、AlibabaやLinkedinなど採用する企業が出始めています。そこで、今回はSONiCについて、以下を調査した内容を共有し、SONiCが商用で使えるものなのか、あるいは使うためにはどんな課題があるのかを議論させていただきたいと考えています。

  • 海外での適用事例
  • SONiCを使ったIP CLOSファブリックの設定例(デモ予定)
  • SONiCのアーキテクチャ(何故SONiCがWhitebox上で動作するのか)

なお、本発表は、SONiC推進者ではなく、第三者のエンジニアとしてSONiCを触った知見から、あくまで中立的な立場でお話させていただきます。

発表者

桑田 斉 (APRESIA Systems株式会社)

資料

OSSなWhitebox用NOSのSONiCが商用で使われている理由を考える