JApan Network Operators' Group
JANOG36は株式会社IDCフロンティアBBIX株式会社のホストにより開催します。

【プログラム紹介】API/Web化によるネットワーク自動化

Webアプリケーションでは当然のように実装されているWeb API。しかしネットワークにおいてはまだまだ整っていないように感じられます。今後、ネットワークにおいても仕組み化・自動化を進めていく上で、Web APIはどうあるべきなのか。本プログラムで伝えたいことを、登壇者の井上 一清さん(株式会社IDCフロンティア)と担当プログラム委員に伺いました。

発表者から

世界の情勢をみていると、インフラやネットワークにおいてもWebアプケーションと同様にソフトウェア化が求められるようになってきました。ネットワークエンジニアにとってプログラミングとは、なかなか手が出しづらい敷居が高いものです。実際にプログラミングをやってみると案外そこまで難しいものではありませんが、ネットワーク機器のインタフェースがバラバラであるなど、ソフトウェア化を進めるプロセスにはいくつか障壁があるのが実情です。

本プログラムをきっかけに、ネットワークエンジニアがソフトウェア開発を取り組みやすくするための議論や、多様なAPIを組み合わせてネットワーク運用の仕組み化や自動化した事例が今後増えてくることを期待しています。

担当プログラム委員から

OpenStackをはじめとした仮想基盤世界ではAPI化抜きでは語れません。しかしその裏でネットワークを支える装置のコンフィグはtelnet+CLI操作にまだまだ委ねられています。みんなtelnetでコンフィグを打つプログラムで苦労した経験があるのでやっぱりAPI化したほうがスマートでいいと思ってます。いつかAPIが標準機能となる日を夢見て、当セッションを後押ししています!

リンク

「API/Web化によるネットワーク自動化」プログラムページ