JApan Network Operators' Group

JANOG23

プログラム詳細

2009.01.23(金) 11:00~12:00
データセンターの建築・設備の最新動向
発表者
諏訪 浩一(大成建設株式会社)
瀧上 嘉詞郎(大成建設株式会社)
概要 データセンターの建築・設備を取り巻く環境は、次に挙げる要因により、大きく変化しています。
  1. サーバーの高密度化
    • 必要電力量の増加と信頼性の向上
    • 空調能力の強化
    • 必要床荷重の増大
  2. セキュリティニーズの高まり
    • リスクの詳細な分析と対応
    • ガイドラインの遵守と第三者認証
  3. 地球環境問題への対応
    • 省エネ技術の導入
    • 自然エネルギーの利用

建築・設備に対する要求条件は厳しくなる一方であり、データセンターの設計は非常に難しくなっています。

一方、データセンターの中で日々運用を行っているオペレーターの方々も、ファシリティに関して様々な問題を抱えていると聞いています。今後、より良いファシリティを提供して行くためには、施設提供者の生の声を伝え、運用者の生の声を聞くことが不可欠と考えています。

本プログラムでは、建物や設備などインフラ面における最新の動向と技術をご紹介し、相互理解を深め、意見交換を行いたいと思います。そして、理想的なファシリティとは何か、10年後、20年後のデータセンターはどの様な姿になっているかを考えるヒントを得たいと考えています。
担当PC 一木 宏行
黄 炎晟
秋本 哲也
事後資料 資料1

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JANOG35 Meeting
JANOG35は特定非営利活動法人ふじのくに情報ネットワーク機構のホストにより開催しました。