JApan Network Operators' Group

JANOG27

プログラム詳細

タイトル
ますます増えるトラフィック!ISPバックボーン設計の過去、現在、未来
概要
インターネットのトラフィック増加は年々とどまるところを知りません。
さて、そのトラフィックは一体どこから来ているのでしょうか?
誰がトラフィックを出しているのでしょうか?昔からこんなに増えていたでしょうか?

....とつぶらな瞳で疑問を感じつつ、ISPは、増えゆくトラフィックを輻輳なく安定して運ぶことが最大のミッションです。このため、各ISPでは、トポロジの大幅な見直しや、設計上の努力を重ねてきました。

このセッションでは、昨今のトラフィック状況について現状を共有し、過去~現在の具体的な事例を通して、増えゆくトラフィックに対してISPがこれまでどのような設計をしてきたか、また未来はどうしていけばよいかを考えます。

さらに、昨今インターネット業界をにぎわしている100GEthernetについても導入にあたっての課題を議論します。
発表者

友近 剛史 (NTTコミュニケーションズ株式会社)

1995年、日本電信電話株式会社入社。
1996年のOCNの立ち上げ時にOCNバックボーンネットワークの設計・開発・構築に従事。
以降2001年まで、OCNバックボーンの運用・新サービス開発・新技術調査・営業に携わる(1999年からNTTコミュニケーションズにて)。
2001年、IPv6日米欧グローバルバックボーン設計・構築。
2002年~2003年 カーネギーメロン大学留学。
2004年、NTTコム先端IPアーキテクチャセンタにてIPv6関係の研究・開発業務。
2006年より、OCNのネットワーク設計・開発業務に従事(現職)。
InternetWeek1999、2000、2001にて「大規模ネットワークにおける経路制御設計」講師、JANOG1 LA Co-Chair、JANOG2/4/6 PC、JANOG5 PC Co-Chairなど。「インターネットルーティング入門」(翔泳社)著者。


吉村 知夏 (NTTコミュニケーションズ株式会社)

2003年、NTTコミュニケーションズ株式会社入社。OCNのサーバ運用に従事。
2007年より、OCN(バックボーン、対外ピアリング)のネットワーク設計・開発業務に従事。
InternetWeek2005~2006「DNS DAY」、Interop2007~2009「DNSホットトピック」、
Interop2009「DNSワークショップ」、JANOG15、NANOG32等で発表。
JANOG19/25 PC、JANOG26 PC Co-Chair。日本DNSオペレーターズグループ幹事。


事後資料
  1. 資料1
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JANOG27 Meeting in KANAZAWA
JANOG27は株式会社イーサイドのホストにより開催致しました。
IT-Special Week in Kanazawa