トラフィックの流れを理解するために、またルーティングやネットワークリソースを動的に配置するために、フローデータの収集と分析は重要さを増している。フローデータそのものより、BGPなどルーティングから得られるデータと連携して計算すると、より面白い分析や制御を実現できることがわかってきた。
このBoFでは、ネットフローの専門家であるPaolo Lucente氏に事例を紹介してもらい、フローコレクターとルーティングデータの連携活用を討論する。Paolo氏はpmacctというオープンソースフローツールの作者であり、長年に渡りオペレーターやコンテンツプロバイダーとのプロジェクトを行っている。JANOG参加者とネットフローのエキスパートである作者とが直接対話する機会を通じて理解や改善につながるよう議論を深めていきたい。
※BoFの議論は事例を中心としたものを予定しており、pmacctの基本機能及び使い方については本会議の「オープンソースのネットフローツールの運用」にて紹介します。
荒井 則之 (BBIX株式会社)
Paolo Lucente (pmacct Project)
フローコレクターとルーティングの連携 事前資料 (荒井)
フローコレクターとルーティングの連携 事前資料 (Paolo)
プログラム紹介: オープンソースのネットフローツールの運用