JApan Network Operators' Group
JANOG38は株式会社オキットのホストにより開催します。

アンケート回答率を向上させるぞ!

こんにちは。JANOG38 企画編成委員長の岡田です。いよいよ来週はJANOG38本番になります。JANOGERのみなさまも来週に向けて出張の準備や仕事をいっきに片付けたりお忙しいのではありませんか。

さて、JANOG38実行委員会も4月から活動し、3ヶ月間、様々な課題を検討し改善策を考えてみました。複数の取り組みがありますが、今回のニュースレターでは、アンケート回答率向上にむけた取り組みについてお知らせしたいと思います。

これまでのJANOGミーティングでは、ミーティングの内容が参加者にとってどう感じられたか、どのような人々が参加されているのか?といった情報収集を行うため、事前と事後にアンケートを行っておりました。
事前アンケートは主にどのような方が参加されるのか?といった情報をレジストレーション時に回答していただくため、かなり精度の高い情報を取得することができていました。
一方、事後アンケートは回答率が高いとは言えない状況となっておりました。事後アンケートでは、本会議終了後であること、回答に時間がかかること、パソコン・スマートフォンからWebにつなぐ必要があること、などいくつかハードルがあるのだろうな、といった点を課題と考え、JANOG38で改善に向け取り組むことになりました。

手段を考える前に、実行委員長およびプログラム委員長とどの程度の回答率を目指すのかを相談した結果、まずは半数以上、50%を目指す必要があるのでは、といった指標が設定されました。JANOG38でのアンケート回答率50%以上という目指すところが明確になったので、次に課題と解決策を実行委員会で検討することにしました。実行委員会で課題を検討した結果、従来のアンケートは、"複数のハードルが存在し、アンケートの回答にいたらないのでは?"といった仮説を立てました。

さて、大げさに仮説までを立てたのですが、複数のハードルとはどういったものかといいますと、

  • PC/Webを使うのが手間
  • 一度に大量の設問に答える心理的ハードル(要するに回答挫折)
  • 機会損失(いつか答えようという気分のまま忘却)

といった課題が考えられました。

この3つのハードルをどのように乗り越えるのか、ようやく手段を検討するところまでにいたりましたが、結論として、"事前配布した投票用紙による投票方式"で進めることとしました。このIoT、デジタル時代に少々どうか、という意見もありましたが、デジタルはあくまで手段です。今回の手法では最善を考えることこの方式となりました。さて、この事前配布される投票用紙とはどのようなものでしょうか?

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はい、これです。毎回受付で配布しているネームカードと一緒に、全プログラムの投票用紙(プログラム毎に切り離せるようミシン目が入っています)をお渡ししております。これは、プログラム毎に投票用紙を評価1~評価5の箱に投票していただくという大変アナログかつ簡単・明確な方式です。

参加者の方は、プログラムに参加していただいた後に本会議場(ニライカナイ)出入り口付近およびホワイエ付近に設けた投票所にて、そのプログラムの投票用紙を評価1~評価5の箱に投票いただくことで、そのプログラムへのアンケート回答ははい! 終わりです。

なお、ネームカードにはクリップペンシル(ゴルフのスコアをつけるときやJPNIC総会で投票するときの小さなプラスチック製携帯鉛筆)をお付けしておりますので、プログラムに対する個別意見はぜひとも投票用紙の裏に記載して投票してください! また投票用紙の最後には、自由に意見を記入できる用紙があります。ご意見箱も準備しておきますのでお気軽にご意見ください(後から意見を追加したい!と言う方はメモ用紙などに記入して投函ください)。

今回のニュースレターではアンケートへの取り組みを紹介しました。本会議当日まで、ランチ企画、JANOGツアー、スタンプラリーなどへの取り組みについてもお知らせします!!

なお、投票結果の集計は実行委員会でコツコツと手作業の予定です・・・・・


企画編成委員長
岡田 雅之