JApan Network Operators' Group

JANOG40ミーティングのプログラム統括

JANOG40ミーティングのプログラムが公開され、出席登録も開始されました。本会議開催まで1か月半、楽しみにお待ちください。

プログラムタイムテーブルを作成するにあたって考慮した点・大切にしたところや、注目プログラムについて、プログラム委員の宮坂さんとプログラム委員長に語っていただきました。


はじめに

記念すべき20周年であるJANOG40ミーティングのプログラムテーマは「今までを振り返る、これからを知る」です。プログラムを決めるにあたり「今までのあり方について振り返り、これからどうあるべきか?」というテーマにそっているのかという点を重点的に考慮しプログラムの選定を行いました。

また、Day1/Day2それぞれの1日のプログラムについては以下の流れとなるように意識しました。

  • 朝一番のプログラムは、(昨夜遅くまで飲みすぎた皆様の)眠い頭を起こすために、ある程度取っつきやすく議論のしやすいテーマとする
  • その後の午前中のプログラムでは、オペレーターの実際の事例や新規技術の紹介といったテーマとする
  • 午後プログラムの始まりでは、インターネット技術に特化したテーマとする
  • 最後のプログラムは、「日本のインターネットの在り方」という深く突っ込んだテーマとする

Day1 (7/27)

JANOG40ミーティングの始まりは、今年の4月ごろに彗星のように現れたマストドンに関するプログラムからスタートします!

また、JANOG40ミーティングから新設された"ショートプログラム"を昼休み明けに開催いたします! ショートプログラムは「やってみた」「作ってみた」というテーマに関する発表となり、どれも斬新で面白いテーマになっていると思います。

ショートプログラムの後はDNS/BGP/Segment Routingといったインターネット技術に特化したプログラムとなっています。インターネットを支える技術のこれからについて議論していきましょう!

そして、1日目の最後のプログラムは「大阪のインターネットの昔と今」です。日本のインターネットってやはり東京がメインになっていると思います。そんな中でいかに大阪でトラフィックを伸ばしていくのか? という大変興味深いプログラムになると思います。

Day2 (7/28)

2日目の始まりは特に運用者の方にとって美味しいテーマが多いのではないでしょうか? ライトニングトークは午前中の最後のセッションです。今回のライトニングトークは開催1週間前まで募集を行っており、ホットトピックスが目白押しになるのではないでしょうか!

そして、JANOG40ミーティングの最終プログラムは「災害時の民間支援から見たインターネットインフラへの期待」です。今回の開催地である福島県を含む東北地方を襲った東日本大震災から6年がたった今、災害時のネットワークインフラ・サービスについて現状の課題やこれからどうするべきなのか? という大きなテーマについて議論していきましょう。

さいごに

発表されたプログラムを見ていかがでしたでしょうか? 大台となる40回目、JANOGミーティングのプログラムとして素晴らしいものが揃っているはずです! ぜひ福島にいらっしゃって、日本のインターネットについて今までを振り返り、これからどうあるべきか議論しましょう!

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