JANOG40ミーティングでは、「やってみた」「作ってみた」を発表するための枠として、ショートプログラムを新設しました。どのような狙いで設けたのか、ミーティング後の振り返りを含めてプログラム委員の考えをご紹介します。
通常プログラムは、参加者との議論に重きを置いたものが中心となっています。また、従来から、議論の時間を設定しないライトニングトークの枠がありますが、時間が5分とかなり限られており、最近のライトニングトークは5分に収まらないものも少なくありません。そこで、募集要項に「デモの予定」を含め、10分もしくは15分で、内容は面白いけれど、議論を必ずしも必要としないネタを発表でき、みなさまに面白い体験を持ち帰ってもらえるような枠ということでショートプログラムを設けました。
ショートプログラムは、みなさんの興味をひくものを採用できるよう、ここ最近のライトニングトークで実施していた投票によるプログラム選定を行いました。また、採用となったプログラムは、プログラム委員とミーティングを実施し、デモや発表内容の完成度を高めるようにしました。
ライトニングトークは、時事ネタの応募がしやすいよう、募集期限をミーティングの約2週間前のギリギリに設定し、プログラム委員で選定することにしました。ちょうど通常プログラムとショートプログラムをの締め切りが6月に開催されるInteropTokyoと重なり、そちらの運営に協力されている皆さんからは、ここ数年の夏のJANOGへの応募は難しいという意見があったためです。
スタッフ間で、ショートプログラムの振り返りを実施しましたので、挙げられた意見をご紹介します。
プログラム委員としては、ショートプログラムについて改善点もありますが、やってよかったと手応えを感じています。ミーティングにご参加いただいた方からのご意見も、アンケートからお寄せください。いただいたご意見を踏まえ、今後のJANOGミーティングのプログラム作りに生かしてまいります。ショートプログラムは、すべてアーカイブを公開していますので、プログラムページからご覧ください。(アーカイブ公開は、2017年8月25日(金) 13:00までです)
写真左:Day 1(7/27)のショートプログラムに登壇いただいた3名(左から石原さん、暮石さん、佐藤さん) 写真右:Day 2(7/28)のショートプログラムに登壇いただいた3名(左から市原さん、馬淵さん、金丸さん)