JApan Network Operators' Group

初スタッフコラム: YOUはどうしてJANOGスタッフに?

JANOGミーティングは、ミーティングごとに組織される実行委員会が中心となって準備が行われます。委員長を中心にベテランスタッフがいる一方で、初めてスタッフを担当する人もいます。今回、JANOG40ミーティングで初めてスタッフとなった5名に、スタッフに応募した動機や、スタッフをやってみてどうだったかなど、それぞれの思いを語ってもらいました。


プログラム委員(PC)

中川 慶次郎

JANOG40は私にとって、初参加&スタッフと全てが初めてのJANOGでした。なぜ応募したか?というと、第一線の技術者として活躍している同僚やお客様の影響が大きかったと思います。技術に対する熱意や深さが違うと日頃から感じていた方はJANOGに参加している方が多く、私自身が技術者としてもっと成長するにはJANOGが必要だ!と思い応募しました。プログラム委員(PC)の応募理由は、JANOGスタッフの同僚の先輩から担当プログラムを登壇者と議論しながら作り上げて楽しいよ!というお話を聞き、技術の理解を深めながら登壇者と来場者の距離を小さくする大事な仕事だと思い、PCに応募しました。

実際にスタッフをやってみて(参加してみて)感じたことは、JANOGは、技術者同士で技術を土台にして熱い気持ちをぶつけ合う他にない議論の場だと強く感じました。特にスタッフの活動を通して、各自の役割(来場者、登壇者、スタッフ、スポンサー)や会社の枠を超えて熱い議論の場にするためにはどうすれば良いか、同じ考えをもったスタッフと一つの目標に向かって作り上げられたことは本当に楽しかったです。仕事上ではなかなか経験できないことだと感じました。特にPCで担当させていただいたプログラムでは、登壇者と議論を重ねて、本番の議論の時間が終わるまで一緒にハラハラし、終わった後の達成感や安堵感はPCならではだなと思います。

JANOG20周年で初参加&スタッフをさせていただきましたが、JANOG参加者の一人として引き続き携わっていきたいと思います!他の優しいスタッフのおかげで初参加&スタッフの私でもなんとか出来ましたので、少しでも興味ある方はJANOG41のスタッフ応募をしていただけると嬉しいです!

宮坂 拓也

みなさん、今回のJANOG40はいかがでしたでしょうか? 今回私は、JANOGのプログラムを選定するという重責を担うプログラム委員として初めて参加させていただいたのですが、何か一つでも"響く"プログラムがあったらいいなあと願っています。

さて、今回のお題である「どうしてJANOGスタッフに?」と自問自答してみると、「今まで参加者としてしか見られていなかったJANOGを自分たちの手で作ってみたかった」というのが一番大きなものであったなあと思います。実際にプログラム委員として活動させていただいた感想としては、「とにかく楽しかったなあ」です。応募いただいたプログラムの内容について登壇者様と日々議論させていただいて、それが本番で素晴らしい形になる瞬間はとても最高な気分でした。

終わりとなりますが、今回のニュースレターを見て少しでもJANOGスタッフになってみたいなあ…と思っていただけたら、ぜひ次のJANOG41@広島のスタッフへ応募していただけると嬉しいです!広島で会いましょう!

program-committee.JPG
PCのお仕事:プログラム選考の様子

企画編成委員(ORG)

角倉 教義

これまで何度かJANOGミーティングに参加したことはありましたが、技術者ではない自分にとって議論の内容は難しく、JANOGミーティングへのハードルを感じていました。その一方で、何かの形でインターネットコミュニティへの貢献ができないかという思いを持っていました。そんな中、主にミーティング運営を担当する企画編成委員であれば、これまでの自分の経験を生かして、何か貢献できるのではないかと思い、スタッフに応募しました。

私は、ミーティングに関する広報活動を中心に行いました。分からないことや迷うことは、周りのスタッフが気軽に相談に乗ってくれるし、やってみようと思いついたことも受け入れてもらえる環境で、スタッフとしてやるべきことは少なくなかったですが、思い切り取り組むことができたかなと感じています。また、私と同様に初スタッフの谷岡さんと懇親会の司会を担当しました。大勢の方に出席いただいている場での司会は大変でしたが、司会席から見えるみなさんの談笑している様子は、とても印象強く残っています。このことに限らず、自分の働きがJANOG40ミーティングに参加くださったみなさんにとって、少しでも役に立っていたならば、これに勝る喜びはありません。

今回、JANOG20周年という節目でしたが、これからも続いてくコミュニティです。引き続き、JANOGの参加者の一人として、携わっていけたらと思います。

谷岡 英治

私は今回のJANOG参加が5回目です。J36の北九州から4回連続で一般参加していましたが、J41が地元広島で開催されることがわかったのでそのときにスタッフができたらいいなと思ったのがきっかけです。そのことをJ39金沢でランチ企画の際に同席したスタッフの方に打ち明けたところ「本当にやりたいときの前に一度スタッフを経験しておいたほうがいい」とのアドバイスをもらったので、勇気を出してJ40のスタッフに応募し、採用されました。

実際にスタッフとしてJ40ミーティングを終えてみると、普段だと関わることのない業界の方と一緒に作業をしてみたり、一般参加の皆さんが気持ちよく本会議、懇親会に参加できるようにいろいろとアイデアを出して活動してみたりと、普段の自分の業務だけではできないような経験をさせてもらうことができた、とても有意義な時間でした。

J40が終わったばかりですが、次回J41広島でもスタッフとして参加してみたいなと思って応募の意気込みを考えているところです(笑)。特に「もっとこうすればうまくできていたのに…」との反省点があるので、その記憶があるうちにリベンジしたいです!

山崎 利樹

スタッフ応募の動機は、JANOG41のホストをすることになり事前にスタッフをやっておいた方が良いと言われたことがきっかけです。正直、JANOGのスタッフの方々はすごい人たちの集まりだったので、応募することが怖くて仕方ありませんでした。

実際にやってみての感想は、普段は広島にいるので東京での登壇者へのインタビューなど柔軟に対応することができず周りに迷惑をかけたと思いますが、できないところはスタッフ同士で協力しながらやる環境が完成されていてすごく助かりました。

スタッフで活動した期間は、とてもやりがいがあり充実していました。これまで観ているだけだったJANOGを観ているから参加している感覚に変われたと思います。スタッフの仕事で分からないことはたくさんあったけど、いろいろ教えてもらいながらできるので、初めての方でも怖がらずに応募して欲しいです。あと間違いなく良い経験となります。できればずっとスタッフとしてやっていきたい!

hotstage.jpg
ORGのお仕事:ストリーミングホットステージ(事前準備)の様子


いかがでしたか。スタッフ業務の内容や初スタッフ5人の思いが、みなさまに少しでも伝わったなら幸いです。

また、このニュースレターを読んでくれた方が、JANOGミーティングのスタッフに興味をもっていただければという思いもあって企画しました。JANOGのコミュニティーは、これからも続いていきます。このニュースレターが、スタッフ応募のきっかけ・後押しとなればうれしく思います。これからのJANOGを一緒に盛り上げていきましょう!

newcomer-staffs.jpg
JANOG40ミーティングの成功を喜ぶ初スタッフ5名(左から、宮坂・角倉・谷岡・山崎・中川)