BGPを用いたネットワークを運用する上で、BGP RIBの変動は非常に重要であり、常に状況を把握しておきたい存在です。常に記録し続けることで、上流ネットワークやピア先の状況を常に把握することが可能であり、発生し続けている経路のupdate/withdrawは、運用上のトラブルシューティングに非常に有用です。
現状ではMRTファイルのdumpの手法が多いと思われますが、定期的に吐き出されるMRTから、経路の動きを毎回読み解くのは面倒ですよね。そこで、今回はお手軽かつ分かりやすく、BGP経路の様子をGoBGP+InfluxDB+Grafanaでリアルタイムで記録/解析をしてみたので、その取り組みを共有します。
馬淵 俊弥 (ビッグローブ株式会社)
お手軽! BGP RIBのリアルタイム経路解析+可視化 (馬淵 , PDF)