JApan Network Operators' Group
JANOG43は株式会社デジタルアライアンスのホストにより開催します。

プログラムインタビュー「0への挑戦-フラッシュ・ボーイズ-」

JANOG43企画編成委員の城田です。

今回はDay1のプログラム「0への挑戦-フラッシュ・ボーイズ-」に登壇する、

アリスタネットワークスジャパン合同会社の土屋師子生さんにインタビューしました。


タイトルの「フラッシュ・ボーイズ」とは?

『フラッシュ・ボーイズ』という書籍のタイトルからですね。知人にこういう本があるよ、と教えてもらったのがきっかけで私も購入しました。証券取引所などでシステム化されているHFT(高頻度取引)に関して書いてある本で、ネットワークは超低遅延が求められるようです。ざっと目を通したところ、証券取引所などの金融機関向けに特化したネットワークシステムの話で、ネットワークエンジニアの皆さんだと楽しく読めると思います。加えて自社がMetamakoという会社を買収したので、Metamako製品やその顧客の特性を学びつつ、改めて書籍を読み進めていくと、長年興味を持っていたが、疑問点の多かった証券取引所のネットワーク要求を自分なりに理解することができました。

超低遅延ネットワークをJANOGerに伝えたかった理由は?

遅延に非常に敏感な証券取引所のネットワークなどを、以下に挙げる技術的な観点から非常に興味を持っていたが、中々直接関わる事は無かったです。

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すべてのネットワークの要件にあう訳では無いですが、あらゆる場面で遅延に対する対策というのは要求される事があると思います。一つ一つの要素技術をまとめて説明していくことで、JANOGコミニティの皆さんにも役立つものになるかなと思い、応募しました。

証券取引所のネットワーク要件、特に遅延に対する対策とはどのようなものがありますか?

当日会場でお話ししたいと思います。

事前資料「0への挑戦-フラッシュ・ボーイズ-」も公開しているので、一度目を通してみてください。

 

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参加者と議論したいことはなんでしょう?

遅延に敏感なネットワークは他にもたくさんあると思います。運用者の皆さんから見たそれらのネットワークの要件などをJANOGという場で議論出来れば良いと思ってます。


土屋さん、ありがとうございました!
証券業界などで求められている超低遅延ネットワーク。近い将来JANOGerの皆さんも直面する課題かもしれません。当日はナノ秒を求められるネットワーク技術をお持ち帰りいただくとともに、低遅延ネットワーク対する皆さんの取り組みなども共有いただけると、より議論が深まるかもしれませんね。