JApan Network Operators' Group
JANOG44は株式会社アット東京のホストにより開催します。

【プログラム紹介】西日本のインターネットをもっと熱くするためへのさらなる一歩&関西データセンター事情2019

Day2(7月25日)の最後の2セッションとしてコンベンションホールで行われる、「西日本のインターネットをもっと熱くするためへのさらなる一歩」と「関西データセンター事情2019」、この2つのセッションのインタビューを掲載させていただきます。

インタビューに参加いただいた皆様は下記の皆さんです。
熊本 豊さん (ミテネインターネット株式会社) -以下、熊本
生野 勇貴さん (株式会社オプテージ) -以下、生野
高澤 信宏さん (ヤフー株式会社) -以下、高澤
原 幸之助さん (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社) -以下、
小椋 祐也さん (株式会社アット東京) -以下、小椋
Joanne Chanさん (エクイニクス・ジャパン株式会社) -以下、Chan
齋藤 努さん (エヌ・ティ・ティ・データ・カスタマサービス株式会社) -以下、齋藤

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左から原さん、高澤さん、生野さん、熊本さん

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左から原さん、Chanさん、齋藤さん、小椋さん、生野さん

今回この2つのプログラムは内容は違えど同じ関西を扱ったプログラムと考えていますが、事前に話があったのでしょうか?

熊本:もともと私と原さん、そして齋藤さんが話をする機会がありまして、今回のJANOG44は関西での開催ですのでまたJANOG40のようなセッションができればいいねみたいな話をしていました。

:ただ話をしていくうちに私は現状のファシリティ部分について掘り下げたいことがたくさんあり、逆に熊本さんはトラフィックの観点で掘り下げたいことが多かったということで、それであれば切り離して、別々のセッションとして独立させたほうがみなさんとちゃんと議論をできるのではと考えそれぞれで応募をしました。
結果、両方採用されて繋ぎで発表できることになりましたね笑

それではまず頭に行われるセッション、「西日本のインターネットをもっと熱くするためへのさらなる一歩」についてお聞かせください。

生野:2年前の発表のときから比べても西日本のトラフィック比率は飛躍的に上がってきています。いろんな事業者も足出してきましたね。

熊本:ミテネインターネットもその発表の後からの大阪進出です、2年前のセッションは大変興味深く聞かせていただきました。

高澤:私も2年前発表したときにはISPさんにもっと来てほしいという発表をしました、お陰様で大阪に多くのISP事業者が進出し、接続することができました。

2年経って今回の発表、どのような観点から発表および議論を行う予定でしょうか?

生野:2年前の発表からのトラフィックの推移、西日本でのPeerをしていくメリットみたいな事をeスポーツを絡めて話ができれば。

熊本:生野さんに大体話されてしまいそうですが・・・、なぜ関西に近い地域でも関西に進出しなかったのか、そして今なぜ進出したのかという部分をお話したいと思います。

高澤:私からは、熊本さんの所のようにISPのみなさんは続々と来ていますので、今度はコンテンツ事業者が来ない理由がなくなってきたという所を共有したいですね。

では最後にモデレーターの原さんから一言お願いします。

:はい、今回モデレーターを引き受けたのはJANOG40の自身の発表から大きく変化した大阪の事情、新たな問題を聴いてみたいと思ったからです。
皆さんが聞けないこともズバッと聞いてみたい思いますのでご期待下さい!

ありがとうございました!

 

続いてDay2の大トリ「関西データセンター事情2019」についてお聞かせください。こちらは先ほどの登壇者とモデレータが逆転しましていますね。

生野:はい、弊社は関西ではいろんなデータセンタを利用させていただいています。素朴な疑問をモデレータとして、つぶらな瞳でぶつけてみようと思います。

:ぜったい「つぶら」じゃないですよね、それ(笑)覚悟しておきます。

生野:前セッションでズバッと聞かれるのでお返しに・・・(笑)

では登壇者の皆さんの立ち位置などを聞かせてください。

齋藤:大阪の通信拠点といえば堂島と言われる事が多いと思います。JANOG40では堂島問題が解決したけど新たな堂島問題があるという話がありました。こちらがどうなったかという所を中心に堂島の今を伝えられればと思っています。

Chan:世界各国でデータセンタを運用している中で1つの国の複数都市にデータセンタサービスを提供している地域があります。日本も東京と大阪の二ヶ所に展開していく上で、他の地域とはどう違うのかなどを話できればと考えています。

:データセンタだけがあってもしょうがありません、回線があって初めて通信拠点になります。私はインターコネクト回線について現状とこれからというのを議論したいです

小椋:私たちは関西ではデータセンタ提供はしていませんので、東京からみた今の関西の盛り上がりや、東京との違いなどをお伝えできればいいなと考えています。

なるほど、いろんな側面から大阪のデータセンタ事情がわかりそうですね。最後にこの両セッションの意気込みをお願いします

熊本:どちらのプログラムも関西についてのホットな議論ができるのではないかと思っています。みなさんも議論に加わりまた数年後もっとホットになったねと言ってもらえるようにしたいです

皆さん、ありがとうございました!

当セッションは、Day2(7月25日)の16:00よりコンベンションホールにて2本立てで行われます。
皆さんの熱い議論を期待しています!