JApan Network Operators' Group
JANOG45は北海道総合通信網株式会社株式会社ネクステックのホストにより開催します。

JANOG45ミーティングを終えて

JANOG45ミーティング実行委員長の國武/黒河内です。

ニュースレター「JANOG45 テーマについて『360° Connect』」でもお伝えしていたとおり、今回は様々なチャレンジを行いました。そのチャレンジに対する成果・想いについてそれぞれまとめてもらいましたので、JANOG45最後のニュースレターとしてお伝えします。ぜひご覧ください。

1.同時通訳

SC黒河内です。今回JANOGとしては初めての取り組みである同時通訳を実施しました。
スタッフはもちろん、発表者の方にもいつもより資料の締め切りを早く迫りご迷惑をおかけいたしましたが、英語圏の参加者には喜んでいただけた取り組みとなったと思っております。
JANOG自体が大きなNOGとなり、世界からも注目されていることは否めません。
今後も何かしらの多言語の対応は必要と考えております。

2.共催イベント

PCチェアの鵜野です。私からはTDNOG共催について話したいと思います。

実行委員会立ち上げ時のチェアミーティングで、TDNOG(東北・北海道ネットワークオペレーターズグループ)と、共催するのはどうでしょう?とアイデアを出しました。

TDNOGのメンバーでもある私は2019年7月に活動を開始したばかりのTDNOGをJANOGメンバーにも知ってもらい、TDNOGを盛り上げたいと思ったからです。

結果、JANOG45最初のプログラムとしてTDNOG共催イベントを行う事が出来ました!

当日のプログラムでは、まず馬場さんから地域コミュニティの重要性を再認識する事、原点に立ち返ってエンジニアを育てることが大切という話があり、また、引き続き行われたパネルディスカッションでは、馬場さんの話をまさに実現、実践している地域コミュニティから、金子さん(ENOG)、熊本さん(OPF)、芝村さん(QUNOG)がTDNOGに向けて温かいエールがありました。

駆け出したばかりのTDNOGを始め、各地域コミュニティが連携や協調することの意義や意識を共有できた、未来に繋がるプログラムだったのではと感じています。

安保さんからTDNOG2.0の告知もありましたが、今回のプログラムを通じて、TDNOGへの参加が増えると嬉しいですね。

次回JANOG46沖縄でも、地域コミュニティやエンジニア自身に関するプログラムを期待したいです。

3.フォトアルバム

企画編成委員長(ORGチェア)の角倉です。

今回、JANOG45ミーティングでの新しい試みとして、フォトアルバムの作成・公開をさせていただきました。

JANOGミーティングは、やはりプログラムに代表される発表がメインなものと思っていますが、実際に現地参加するという側面を含めると、懇親会、ランチ企画のようなちょっとしたイベント、ミーティングの協賛社様のブースなど、あらゆる側面があります。

JANOG45のテーマが「360° Connect」であり、JANOGミーティングのあらゆる面を見ていただくことができるといいなと考え、浮かんだアイデアがフォトアルバムでした。ORGのメンバーで集まって、イベントごとの企画を相談する機会があったのですが、そこで一生懸命プレゼンしたのはいい思い出です。

フォトアルバムの作成にあたっては、ミーティングに参加された方の出張報告等で利用いただけるようにできればと考えており、何とか実現できてよかったと思っています。実際に活用いただけたという方もいらっしゃり、嬉しく思います。

一方で、段取りが悪く、ご迷惑・ご心配をおかけしてしまったこと、申し訳ございませんでした。実行委員会内でもいろいろと意見が挙がりましたし、参加者アンケートでもご指摘をいただいたので、しっかり反省し今後に生かしてまいります。
(次回のミーティングでフォトアルバムを作るかは、実行委員会で検討されると思います。個人的には、次回もフォトアルバムがあるといいなと思っています。)

ありがとうございました。

4.ハッカソン ベストチャレンジ賞

ハッカソンチェアの勝男(@katu7414)です。
今回ハッカソンでは優秀賞だけではなくベストチャレンジ賞を新しく設けました。
これはスタッフ内で当日のみの準備でどれだけチャレンジしたか?やどれだけ面白い失敗をしたか?などを基準にした賞になっています。

JANOGハッカソンは、過去ずっと参加して少しずつアップデートしてるチームや初参加のチームもいれば、一人で参加くれる方、様々な人がいる面白いハッカソンです。
ですので様々な人に登壇してほしいという気持ちがあります。
そこの思いから作ったものがベストチャレンジ賞となります。
実際に候補に挙がったのは1~2人で挑戦してくれているチームばかりでテーマも当日決めたというチームも対象になっていました。

結果としてベストチャレンジ賞になったのは北海道大学さんでした。
おめでとうございます。
沼から飛んでいく鳥の写真を撮るというシステム作成のお手伝いが出来たことはハッカソンスタッフも嬉しく思っています。

次回のJANOG46ではどんなアイデアたちと出会えるのか楽しみにしています。
応募お待ちしています。

5.LTをジャンル分けしてみて

ライトニングトークの担当となったPCスタッフ2回目の冨永です。
実はライトニングトークの担当は自分からではなく、PCチェアから任命された自主的なものではありませんでした。
なので、毎回のように、募集して投票して発表を上位から決めてJANOGのライトニングトークをするだけと考えてました。
いざ、いつものようにやると行動し始めたら、PCスタッフの経験が長い人から「まだ何も決まってない」と言われたのがこの仕事がとても楽しいことになったきっかけです。
30分しかないライトニングトーク、しかも今回は前回、別枠にしてた初心者LTがこの30分に含まれている。

どうしたら一番いい形なのかなと、なんとなくですが結構、考えるようになりました。
ジャンル分けはそんな中での一つのアイディアでしたが、採用されなくてもしょうがないなーくらいだったのですが、「なんか知らないけど面白そうじゃない」って言ってもらったのがきっかけで実施することになりました。
その時なんとなく言った「初心者」「技術」「情報共有」がそのまま採用されました。

いざ応募を始めたら応募数が少ない。片寄って応募されたらどうしようと思ったけど締め切り直前までは全ジャンルが応募数が足りませんでした。
ジャンル分け言い出しっぺとしては不安でしょうがなく、お誘いメールを何回か出した甲斐があってか締め切りまでにはある程度応募があり、みんなで投票してみんなで選ぶことが出来てホッとしました。

発表以外でも良かったなーと思ったのは、初心者枠に応募した方のtwitterを見た時でした。
「落選したけど応募してテンションが上がった」と呟いてくれてました。
ジャンル分けが、誰かのテンションを上げたならこれほどの成功はないと思いました。
今はこれが一番聞いてみたいLTです。ぜひ、JANOG45.5でLTがあれば応募してみて下さいね。

他のJANOGerのみなさんはLTのジャンル分けどう思われましたか?
次回は無くなってしまうかもしれませんが、少しだけでもJANOG45を変えられたこと、そんなことが出来たことにとても自己満足してます。

JANOGはいろんなことでみんなで楽しめる場所です。だからスタッフやっても楽しいですよ。
次回のJANOG46もスタッフの募集はあります。ぜひ興味があれば応募してみてくださいね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。JANOGミーティング実行委員はJANOGerのみなさまに、

 次のJANOGミーティングにぜひ参加したい!

 今回参加してよかった!

 次回参加したほうがいいよと周りにも伝えたい!

と思ってもらえるように、これまでも多くのチャレンジをしてきています。

 

JANOGミーティングをもっと有意義なものにしていくためにも、忌憚ない意見をアンケートなどでお伝えください。これからもJANOGミーティングをみなさまの手で盛り上げていきましょう。

 

それではJANOG46まで、みなさまごきげんよう。

 

実行委員一同

               JANOG45実行委員一同