こんにちは。JANOG45企画編成委員です。
今回は、1月23日(Day2)に「Sereform SF: IoT機器としてのSoC FPGAを遠隔から自由に操作するための,締め付けないセキュリティ基盤」のタイトルで発表をいただく灰原さんにインタビューをお願いしました。
灰原さんは学生でいらっしゃいますが、普段はどのような研究をされていますか?
IoTの組み込み系と、ネットワークを研究しています。IoTは、組み込み系とネットワークのプログラムを一緒にできるから面白いです。
IoT関係のことに取り組むようになって、IoTに関連するセキュリティも最近になって扱うようになりました。
作業中の灰原さん
JANOGのことはご存じでしたか?
2019年の9月に開催されたLOCAL DEVELOPER DAY (LDD)というイベントで、JANOG45の開催が紹介されていたのを聞きました。JANOG参加は、今回が初めてです。
灰原さんも参加されている、国立研究開発法人情報通信研究機構が主催する若手セキュリティイノベーター育成プログラム SecHack365 は、"25歳以下の学生や社会人から公募選抜する受講者を対象に、サイバーセキュリティに関するソフトウェア開発や研究、実験、発表を一年間継続してモノづくりをする機会を提供する長期ハッカソン"とのことですね。こちらには、どうして参加されようと思われたのですか?
過去、大学の先輩が参加されていたのを見たからというのと、セキュリティをやってみたい気持ちもありました。
先輩はもともとできる人ではあったのですが、自分の成果に対する説明がSecHack365の経験を通してすごくうまくなっていました。
今回の発表テーマについて、特に聞いてほしいことや、議論したいことはありますか?
自分が考えている、FPGA (Field Programmable Gate Array)を使ったセキュリティの考え方について、意見をもらいたいなと思っています。
IoT関係の運用をされている方がいれば、ご指摘などいただきたいです。
あとは、FPGAに詳しい人や、若者にも聞いてほしいです。
意気込みもいただいてよろしいですか。
インターネットにつながるFPGAをテーマにしていますが、あまり普及していないかなというところがあります。
これから使われていくIoT分野のセキュリティを考えているので、これからの運用につながる発表ができればと思います。
ありがとうございます。当日の発表も楽しみにしています。 ところで、JANOGは1月や7月にミーティングを行うことが多いです。学生さんをもっと呼びたいという思いがあるのですが…ご意見などありますか?
確かに学校の試験等に重なってしまいそうな日程ですね。自分自身も、テストがあるので、ヒヤヒヤはしています。。
周りでも、JANOGに行きたいという学生もいますが、ネックになっているかもしれません。参加する学生さんは、覚悟を決めているみたいです。
なるほど…とても参考になる意見です。ありがとうございます。
大学の出席が厳しいとのことで、今回のミーティング参加は日帰りになるかも…とおっしゃっていました。 灰原さんと議論・意見交換されたい場合は、ぜひ発表当日に声をかけてあげてください。