<JANOG45ホストからのご挨拶>

　今回、JANOG45のホストを務めさせていただく北海道総合通信網株式会社の柚原です。株式会社ネクステックの橋です。「JANOG45 Meeting」を盛り上げられるよう、精一杯頑張らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

　本ニュースレターでは「JANOG45 Meeting」の開催に向けた私たちJANOG45ホストの意気込み、想いなどについてお届けいたします。

■今回は北海道に拠点を構える2社の共同ホストで「JANOG45 Meeting」をご支援させていただきます　

　北海道総合通信網株式会社(略称：HOTnet)は1989年に地域系通信事業者として設立。ネットワークサービスの他、クラウドコンピューティング、データセンターなどの情報基盤サービスを展開しております。株式会社ネクステックは1997年に設立。ネットワークに関連するソフトウェアを中心に、システム、ハードウェアの開発、並びに保守運用サービスを提供して参りました。

　両社は、NORTH「北海道地域ネットワーク協議会」で出会い、地域間相互接続と次世代IX技術の研究プロジェクトや北海道広域高速学術NW実証実験(boreo)などを通して、地域のインターネット接続に貢献していました。その後、北海道のインターネット、ネットワーク環境の高速化・広帯域化の実現を目指した実験プロジェクトであった「exaProject」のメンバーとして、2003年に札幌市で開催された「JANOG12 Meeting」のホストを務めました。

　今回、両社が再び「JANOG45 Meeting」のホストを務めさせていただくことになりました。17年ぶりの札幌開催とのこともあり、両社とも非常にうれしく感じております。

■「冬の北海道」で初開催

　JANOG45 MeetingはJANOG Meeting史上初の「冬の北海道での開催」となります。凍結路面の転倒対策、防寒対策など、ご来道される皆様が安全に過ごせるよう、TipS類の準備を進めております。冬の北海道でのグルメ・観光案内と合わせましてJANOG45の「現地情報」ページにて近日中に公開させていただきます。

■本会議場及び懇親会会場について

　JANOG45 Meetingの本会議と懇親会は共に「札幌プリンスホテル国際館パミール」で実施されます。懇親会は足元の悪い寒い屋外の移動にならないよう、本会議場と同じ会場(建物)で開催いたします。また、本会議の熱さをそのまま懇親会会場に持ち込める(持ち込みやすい)というのも本会議と懇親会を同じ会場(建物)で実施するメリットなのではないでしょうか？

　皆様と「札幌プリンスホテル 国際館パミール」でお会いできることを心より楽しみにしております！

■今回のテーマ「360° Connect」 について

　JANOG45のテーマは「360° Connect」です。JANOG Meetingは毎回、様々な業種、職種、国籍の方が参加されているミーティングであることから、JANOG45では多種多様な参加者同士が様々な角度から繋がり、「インターネットのための技術・運用」について深く議論できるミーティングを目指したいということです。約20年前に地域間"相互接続"のプロジェクトで「繋がった」ホストの両社にとっても感慨深いテーマです。ホスト一同が全力でJANOG45 Meetingをサポートさせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

■JANOG45ホストの代表者から「JANOGへの想い」について一言

北海道総合通信網株式会社 執行役員 馬場聡

　ここ札幌は既に初雪も降り、冬の装いが始まっております。真冬の食材がどんどん多く美味しくなっていく時期に入っております。JANOG45はJANOG12（2003年7月24日・25日）以来、17年ぶりの札幌開催となります。当時はまだかろうじて30代だった私もアラ還！2回もJANOGホストに携わることができ、感無量です。

　想えば17年前には「ネットワーク」に関してかなり貪欲に情報収集・サービス開発などに取り組んでいた中での開催だっただけに以降の自分形成の大きな柱にこのJANOGがなっていたのだと今更ながら感じております。そんな思いを北海道ならびに全国の（特に若手！）エンジニアの皆様にも感じて欲しくJANOGを札幌に誘致いたしました。

　17年前と比べ、このJANOGの場での議論は進化し、多様化してきましたが、いまいちど360°：現在過去未来を見渡してたくさんの皆様と様々な視点で議論できる場をご提供したいと思っております。そして自分自身もネットワーク・オペレーターとしての集大成にしたいと思っております。

　北海道産のワインと日本酒をたくさんご用意して皆様のお越しをお待ちしております！

株式会社ネクステック 代表取締役社長 大石憲且　

　2003年、年明けのJANOG11冬の秋田のエンディングで「次回12は札幌、JANOGミーティング初の "海外" 開催」とお話したのが本当に昨日のことのように思い出されます。右も左も分からず、ただソフトウェア開発とオペレーションのスキルを頼りに1997年にネクステックを起業して5年が過ぎ、JANOGへのご恩返しと「つなぐ」仕事の楽しさを地元の北海道で知ってもらいたいという一心のJANOG12でした。

　それから16年、JANOGを通じて「つながり・ご縁」を沢山いただいてこの情報化社会の激動に挑戦し続けることができました。北海道総合通信網株式会社様と協力して、またここ札幌にJANOGミーティングの機会を作れることはこの上ない喜びです。全国のJANOGerの皆さん、地元の皆さんに「ご縁をつなぎ」この仕事の楽しさとの「接点」を共有したいと思います！ぜひ熱い議論を楽しんでください！人口が約200万人でひと冬の降雪量が5mになる街は世界で札幌だけです。そうしたわけで一月の札幌は「全方位」、世界的にも稀なコンテンツでいっぱいです。

　JANOG45ミーティング、ぜひ Connect してください！

株式会社ネクステック 大石(左)、北海道総合通信網株式会社 馬場(右)