こんにちは!JANOG45ミーティング企画編成委員です。
今回は、「SoftBank インターネット&バックボーンネットワーク進化」というタイトルで発表される
ソフトバンクの皆さんにプログラムインタビューを行いました。
1番大きい部屋なんですか・・!
ソフトバンクが取り組んでいるインターネットコアの技術について議論したい、バックボーンの取り組みとして大きなことをしようとしているので、その最中で、困っていることを共有し、どのような考えがあるのか聞いてみたいと思ったからです。ソフトバンクの取り組みについてどのように思うのかも聞いてみたいです。
どんなプログラム構成でいきましょうか?
インターネットやバックボーンの進化について、インターネット目線、バックボーン目線、自動化に対する取り組みについて技術的な観点から3部構成でお話しようと考えています。
それぞれの発表内容を教えてください。
まずインターネット目線で、日本やソフトバンクのトラフィック動向について共有します。その中で、ISP視点でインターネットにトラフィックを流す人たちにネットワークの使い方やトラフィックの流し方についてお願いしたいことを話そうと思っています。例えばゲームコンテンツのトラフィックはアップデート配信がメインになっており、アップデートのたびにトラフィックが急増し、遅延につながることがあります。
こういった状況を回避するためにも、コンテンツ配信業者同士が歩み寄るきっかけになればいいなと思っています。
バックボーン側としては、「効率よくスケールアップしていく方法を考えましょう」という議題で議論したいと考えています。
歴史的な背景からバックボーンを複数持っている事業者がいますが、ネットワーク重畳することをテーマにしたいです。スケールアップのために多すぎるところはまとめる、混在させるもの・させないものの基準なども話そうと思っています。
最後に自動化に対する取り組みについてですが、2年前にソフトバンクが発表したPEルータの多重化についてお話します。
多重化はメンテナンスが大変、自動化のために設計はシンプルにすべき、など様々な意見があると思いますが、なぜ多重化しようとしているのかお話しようと思います。ルータの台数が増えた場合はどうする?冗長しているから大丈夫と考える?折り返しのトラフィックはどう考えるのか?などなど考えていることをお話しする予定です。
SRv6について、皆さん気になっていると思いますがお話はできないですか?
話せる範囲で話したいですが・・・まだ難しそうです。
今回のお話はどんな方に聞いてほしいですか?
コンテンツ配信に関わっている方でしょうか。ゲームのアップデートトラフィックは様々なところから流れることがあるので、トラフィックの引き方やインフラ提供者として、キャリアの使い方については意見を聞いてほしいです。
発表者の皆さん
左からソフトバンク株式会社ピアリング担当の外山さん、會田さん、バックボーン担当の白川さん
当日はよろしくお願いします!ありがとうございました!