JApan Network Operators' Group
JANOG45は北海道総合通信網株式会社株式会社ネクステックのホストにより開催します。

“超”広帯域ネットワークを活用したライブTV番組制作システムへの挑戦

概要

2017年に IP をベースとしたライブ向け番組制作システムであるSMPTE ST 2110 規格が策定されて以降、放送など映像制作や映像伝送分野の機器間接続が SDI ケーブルでの伝送からイーサネットを使用した IP 通信へ移行が進んでいます。特に 4K UHD(12Gbps)、8K UHD (24Gbps/72Gbps/144Gbps) といった高精細映像への対応には、広帯域化の進化が著しいイーサネット/IP の活用が欠かせません。

欧米で先行して放送局内設備の IP 化が進む中、日本でも放送局などで IP 対応映像/音声機材の相互接続検証や IP リモートプロダクションの実施といった IP 化の取り組みが行われています。TV番組制作システムという今まで専用の規格、技術が用いられてきたシステムが、どのように IP というオープンな技術を活用して変化しようとしているのか、その取り組みを技術的な側面も含めて共有します。

発表者

高田 壮吉 (株式会社インターネットイニシアティブ)

河原木 政宏 (NHK放送技術研究所)

 

資料

“超”広帯域ネットワークを活用したライブ TV 番組制作システムへの挑戦 (高田)

“超”広帯域ネットワークを活用したライブ TV 番組制作システムへの挑戦 (河原木)