JANOG48ミーティング 企画編成委員の丸田です。

プログラム紹介第5弾は、Day2(2021年7月15日木曜日)の16:15からSOPIAにて行われる「OCNにネットワークコントローラ入れてみたよ」の発表者である伊藤 良哉さん、高橋 春樹さんにお話を伺いました。

左上:NTTコミュニケーションズ 伊藤さん / 右上:企画編成委員 丸田
左下:担当プログラム委員 宮坂 / 右下:NTTコミュニケーションズ 高橋さん

プログラムに応募したきっかけを教えてください

伊藤:同じことやってる人を見つけて議論したかったことです。特にキャリア界隈はコントローラの話をする人がいないので、まずは自分が話してみようと思って応募しました。

高橋:まずは、伊藤さんよりお誘いをいただいたことです。それと、サービスのリリース作業は方法次第で迅速に行うことができることを広く知ってほしかったことです。

お二人の立ち位置はどのようなものでしょうか

伊藤:高橋さんの所属チームで開発したQmonus SDKを利用してネットワークコントローラの開発を行いました。運用周りの設計なども担当しました。

高橋:Qmonus SDK/Value Streamの開発チームに所属しています。Qmonus SDKでの開発手法やQmonus Value StreamでのCI/CD機能について、レクチャーなどを行うアドバイザーの役割でした。

ネットワークコントローラ、Qmonus SDKについて少し教えてください。

伊藤:ネットワークコントローラはネットワーク構成を変更する機能を持ったアプリケーションです。今回は契約者のネットワーク構成をWeb上で変更してただけるインターフェースを備えたWebアプリケーションとして実装しました。

高橋:Qmonus SDKは弊社で開発したSDKで、様々な装置・クラウドをオーケストレーションするためのビジネスロジックを組みやすいフレームワークです。作成したビジネスロジックをAPIで公開したり、処理のリトライ/ロールバックをするための機能などオーケストレーションしやすい機能を具備しています。

発表で特に聞いてほしいこと・議論したいこと

伊藤:ネットワークコントーラーのロジック部分について詳しく話すので、技術的な部分を聞いていただきたいです。他社の技術者がどのように運用・開発時の課題を解決しているのかについて議論したいです。

高橋:本サービスをどのようにして迅速にリリースすることができるようになったのか、知っていただきたいです。

参加者へのメッセージをお願いします

伊藤:他社でネットワークサービスをデプロイするときの方法について知りたいので、是非議論の時間に発言いただければと思います。

高橋:手順書を設けてカタカタと実施するような従来の手法を脱却して欲しいです。本発表が新しい手法を取り入れる際の助力になればと思っています。


インタビューにご協力いただきありがとうございました。