場所

SOPIA

日時

Day3 2021年7月16日(金) 11:00~12:00(1時間00分)

概要

日本最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」が2020/11/6に埼玉県所沢市にオープンしました。ところざわサクラタウンは、ミュージアムをはじめ、イベント・ホテル・レストラン・書店・オフィス・神社など、あらゆる文化をひとつにした大型文化複合施設です。
私たちのチームは、このあらゆる文化が交じり合いであう架け橋のような”ブリッジ”である、遅延が少なく広帯域で、信頼性のあるネットワークをゼロから自らの手で作り上げました。(作りかけのところもありますが。)
具体的には、KADOKAWA Connectedのネットワークチームは、「ところざわサクラタウン」のオフィス・工場・ホテル・e-sports、神社といった様々な通信要件を満たすネットワークを低コストで構築するため、専用のASを取得し、都内のデータセンターとダークファイバーで直結したキャンパスネットワークを「内製」で構築しました。
当セッションでは、ほぼゼロからのキャンパスネットワーク構築を行うにあたり、設計の考え方、苦労したこと・経験したことを共有し、無線LAN・LAN配線・長距離WDM線路といったネットワークファシリティやキャンパスNWの運用自動化といった、DX時代に欠かせないインフラ環境の設計・運用のテクニックについて幅広く議論したいです。
1. 技術/運用の観点で日本のネットワークオペレータにとって有益か?
ダークファイバーを使った長距離低コストの伝送手法や、キャンパスネットワークの構築・運用のノウハウを展開し、エンタープライズ企業でも活用可能であり有意義と考えます。
2. 議論のポイントが明確であるか?
データセンターとキャンパスのネットワークではパラダイムが異なります。そのパラダイムを提示した上で、設計の背景や実装を説明してから議論へ入るのでオーディエンスから考える議論のポイントは明確です。
3. 発表/議論を通して新しい発見を得ることが期待できるか?
私たちは、自分たちなりに最適と考え内製・ダークファイバなどの活用を導入しました。しかしながら、ネットワークの運用経験を積み重ねた猛者たるjanogerから新たな指摘、So~Whatを繰り返すことで、きっと新たな知見を共有することができるはずです。

発表者

立松 裕將 (株式会社 KADOKAWA Connected)

公開資料

関連情報

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