

IPv4アドレス移転の実際
- 概要
APNIC地域のIPv4アドレス在庫は2011年4月に枯渇し、同時にJPNICから割り振りを受けている国内事業者においても、新規のアドレス分配に制限が生じる状況となりました。
特にデータセンター事業者においては、今後も数年間に渡ってこれまでと同様のペースでIPv4アドレスが必要であり、その調達方法に悩まされています。
そんな中、JPNICにおいても2011年8月よりIPアドレス移転制度が開始され、実際に移転事例も出てきました。
本プログラムでは、IPv4アドレス移転に関する現状を総括し、実際に移転を行った事業者より、調達方法、価格交渉、経理上の処理など、実務の裏側について話します。
- 発表者
田中 邦裕 (さくらインターネット株式会社)
1978年、大阪府生まれ。98年、国立舞鶴工業高等専門学校卒業。舞鶴高専在学中にさくらインターネットを創業。当時、国内ではまだ珍しかった共有ホスティングサービスをスタート。卒業後に事業継承会社の設立などを経て、99年、さくらインターネットを設立。現在に至る。
大久保 修一 (さくらインターネット株式会社)
2003年さくらインターネット入社。バックボーンネットワークの運用に携わる。2009年7月より研究所が発足し同時に異動となる。以来、IPv4枯渇、クラウド関連の研究活動を行っていたが、2011年3月よりクラウドサービスの開発に従事。
著書として「オープンソース・ソフトウェアルータVyatta入門」技術評論社 (共著)
川端 宏生 (社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
2002年 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)入社
以降、IPアドレス・AS番号の分配、JPNICが提供するIRRサービス(JPIRRサービス)に関わる業務に従事
- 事前資料
- 資料: 「IPv4アドレス移転の実際」
- 事後資料
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