JApan Network Operators' Group
JANOG38は株式会社オキットのホストにより開催します。

JANOGスタッフのすゝめ

JANOG38実行委員長の佐藤太一です。

JANOG38が終了して一ヶ月が既に経とうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 遅くなりましたが、参加頂いた皆様、スタッフの皆様、ホスト・スポンサーの皆様、本当にありがとうございました! ‟斬”のテーマに沿った良いミーティングだったと思います。

個人的には沖縄の「締めステーキ」の文化に衝撃を受け、この文化を広める事を裏ミッションとしておりました。各所で宣伝させて頂いたおかげで、少しはこの文化を広められたかなぁ、と思っております(私は締めステーキで文字通り身体についたお肉が未だに抜けず、沖縄で3kg増えた体重がまだ戻っておりません…)。

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ここからは私自身の話を少しだけ。

JANOG36 in 北九州で初スタッフ(会場設営委員)、JANOG37 in 名古屋で会場設営委員長、JANOG38 in 沖縄で実行委員長を務めさせて頂きました。気がつけば1年半弱、JANOGスタッフとして活動させて頂きました。長かったようなあっという間だったような。色々な事をやらせて頂いたJANOG運営委員、JANOGerの皆様はじめ、JANOGスタッフへの参加を業務として認めてくれ、不在時のフォロー等をしてくれた自社の方々に改めてお礼を言わせて頂きたいと思います。

元々会社としてはコミュニティ活動をそれ程推進していない状況で、自身はJANOG35以前は自腹で遠方のJANOGミーティングに参加したりしていました。入社後十数年が経過し、会社内でもそこそこポジションが上がって来る中で、自身もメンバーも自社に閉じこもっているのは良くない! と思い立ち、思い切って自分で先陣を切ってJANOGスタッフに参加をさせて頂いたのがJANOG36でした。

最初は私から見ると日本のインターネットの中心にいるような雲の上の人々が多数回りにおり、かなりの勢いでビビっておりましたが、おかげさまで回りのスタッフの方も大変良くして頂き、ずっと楽しくスタッフ業務をやらせて頂く事が出来ました。

波及して本業に関しても良い効果がたくさんありました。ある時は、某ISPに所属する別スタッフと飲み会をしている最中にそのスタッフの方のISPと自社の間のネットワーク疎通がなんかおかしい? という状況になり、2人で内部の情報交換をして、超速攻で対応が完了する、といった事も。人の繋がりが本当に大切だと思った瞬間でした。

上記の例でもそうですが、我々が普段接しているのはネットワークや機器ですが、それを操ってサービス、ビジネスをしているのは"人"です。特にインターネットという相互接続で出来上がる環境は、物理的なネットワークに加え、人のネットワークもかなり重要な要素となる、という事を改めて認識した1年半でした。次回JANOG39は上記を後輩に身を持って体験してもらうべく、スタッフ参加を促しています。


JANOGのスタッフ業務をやっていく中で「内輪(身内)感が強い」「疎外感を感じる」といったご意見を頂く事がありました。実際に私もスタッフになる前は上記のように考えていました。スタッフ側でも注意しながらそうならないように対応を行ってはいますが、スタッフ業務をやっていく中で、スタッフ同士は多くの時間を一緒に過ごすので、まったく内輪感を出さない、というのもそれはそれで無理だな、というのが私の持った感想です。

もし、そのように思う方がいらっしゃるようであれば、
「じゃあ、あなたも一緒にJANOGスタッフをやって身内になろう!」と今は声をかけたいです。
JANOGスタッフの門戸はみなさんに開かれています。


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P.S.
JANOGスタッフの稼働がどのぐらいかよく分からん!という方は、手前味噌ですが以下の資料も併せてご参照下さい。

janog36 staff (LA) やってみた!~今後janog staffをやってみたい方のために~


JANOG38 実行委員長
株式会社Jストリーム
佐藤 太一