JApan Network Operators' Group

発表者インタビュー: 国内外キャリアの戦いから考えるインターネットと電話の関係

7/28(金) Day2の15:45から行われる「国内外キャリアの戦いから考えるインターネットと電話の関係」のプログラムミーティングへ行ってきました。

発表者は、合同会社double A one 松岡さん、ソフトバンク株式会社 安力川さんのお二人です。お二人は、JANOGで発表しようと渋谷のとある場所で集まって、考えをまとめて応募を決断されたそうです。

発表者の安力川さんと松岡さんプログラムミーティングでは、松岡さん、安力川さんからのプログラム流れや具体的に議論したい点について打ち合わせをしました。その中で、プログラムスタッフから日本と海外の違いについて質問が多数出て、それだけ興味を惹く内容だと感じました。

特に、携帯電話から国際回線を介して通話する際の仕組みや現在抱える問題点、それに対するオペレータの対策やこれからの電話についてお話頂き、特に現在の問題点は、この点は私自身、記事の為のメモを取りながらも、思わず質問してしまうくらい興味が惹かれました。詳細は、ぜひ本プログラムをお聞きいただきたいのですが、国際電話における現在の問題点では、SIMBOX(別名: GSM GATEWAY)を使った手法についての説明があり、その点についてホワイトボードを使って、実際に安力川さんより解説をいただきました。それを聞くと、本当に電話/インターネットの良さをうまく使って考えられているなぁと思います。この仕組みは国によっては違法になったり、合法であったり、各国により法律や法令によって違いがあることのジレンマも存在するそうです。

 

また、その行為に対するオペレータの対応ならびに、携帯電話の通信キャリア目線での見解や具体的な対策についても説明いただき、私も海外に行った時に家族へ電話する時に携帯電話から、電話をしてますが、ユーザとしてもバックグラウンドではこのような対応や対策が日々行われているのだなと感じることのできるプログラムだと思います。

是非、国内外キャリアの戦いについて、当日プログラムを聞いて、その凄さを感じてください! あと、その他にも日本国内での話も追加されるみたいです。乞うご期待!