国際電話はこれまで電話専用ネットワークを使って構築・サービス提供されており、インターネットとは別の世界の話でした。しかし、昨今、インターネットの発展や国際電話市場の縮小等により、インターネットを使って国際電話をグレーにバイパス提供する事業者が世界中に現れ、事業者間で問題になっています。
一方日本においては、比較的厳格な技術基準があるため問題になりにくい一方で、グローバルサービスや新しい形態のサービスが提供できないなど別の問題もおきています。
国内外におけるキャリア間の戦いを紹介しながら、インターネットと電話サービスの関係がどのように変わっていくのか、コミュニケーションの未来を考えてみたいと思います。
松岡 伸介 (合同会社double A one)
安力川 幸司 (ソフトバンク株式会社)
発表者インタビュー: 国内外キャリアの戦いから考えるインターネットと電話の関係