JApan Network Operators' Group

JANOG40ミーティングを振り返って 〜受け継がれていくべきもの、変わらないもの〜

お礼、そして今回のJANOG40 ミーティングを通して

JANOG40ミーティング実行委員長の中野和貴です。

IMG_0533.JPG20周年記念イベントとJANOG40ミーティング本会議も終わり、暑い日が続いてますが皆様いかがお過ごしでしょうか。会期中は、現地参加及びストリーミング視聴で沢山の方々にご参加いただき本当にありがとうございました。800名を超える現地参加の方がいらっしゃったということはそれだけでも嬉しいことですし、20年という年月を経る中で地方開催でもこれだけの方がいらっしゃるコミュニティーに育ててこられた関係する方々の凄さを痛感しています。

さて、今回「今までを振り返る、これからを知る」というテーマを掲げさせていただいてましたがいかがでしたでしょうか。これまで運用されている技術や新しい技術についての話もありましたし、災害時の話などライフラインとなっているネットワーク関係の業務に従事する方が多く参加するコミュニティーだからこそ振り返り、これから僕らはどうしていけばいいのかを考えるべき話もありました。参加、視聴頂いていた皆さんにとって改めて振り返る機会、そして新しい知識を得る機会、そしてこれからを考えていくためのきっかけになっていれば幸いです。

受け継がれていくべきもの、変わらないもの

そして今回も若者支援プログラムを含め多くのニューカマーの方々にもご参加いただいておりました。初参加された方々にとって今回のJANOG40 ミーティングはどのような印象だったでしょうか。面白い部分、圧倒される部分色々あったと思いますが、今回参加したことが次回以降のJANOG ミーティング参加へのモチベーションになっていればとても嬉しいです。加えて、過去の若者支援プログラムを使って参加していた人たちが同プログラム参加者のアテンドをされていたり、マイクの前に立って発言されている姿は多くのJANOGerに響く部分でもあったのではないでしょうか。こうやって脈々と若手の方たちが参加できる環境を作っていくことも大事なことだなと思うところでした。

これからもネットワーク技術は進化していくでしょうし、ベストプラクティスも多々変化していくと思います。しかし、運用していく中で普遍的で最も重要なことはコミュニケーションだと思います。ニュースレター Vol.3のなかでも触れましたが、ネットワークエンジニアの業界はエンジニア業界の中でも特に沢山の人とコミュニケーションをとる機会の多い業界です。だからこそ、JANOGミーティングのような場はとても有益なものですし、これからも30年、40年とネットワークに関わる全ての人達のコミュニケーションの場として続くべき存在だと思います。今後もいちJANOGerとしてそれに貢献できればなと思っています。

これからを作っていこう

そしてこれまで実行委員スタッフをされたことの無い人もたくさんいると思いますが、スタッフサイドの目線で見るJANOGミーティングもまた違った面白さがありますし、沢山の人と知り合えるいい機会なんじゃないかなと思います。ぜひ今後、すこし勇気を出して次回以降のJANOGミーティング実行委員会のスタッフ募集に応募してみるのも新たな楽しみ方の1つになるのではないでしょうか。

本会議は終わりましたがこれからアーカイブ配信や事後アンケートなどまだまだJANOG40ミーティングは終わっていません。見られなかったプログラムをご覧頂いたりしながら、これからのJANOGミーティング運営のためにもぜひ事後アンケートにご協力頂ければと思います。

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最後に

最後になりますが、ホスト様、協賛・サポーター各社様、事務局様、NOCの方々、コミッティーメンバー、そしてスタッフのみんな本当にありがとうございました。偉そうに色々書いてますが、皆様のご助力あっての大成功ですし、みなさんと一緒に実行委員をやれて本当に楽しかったです。ありがとうございました。

JANOG41ミーティングの成功をお祈りしながら、振り返りのニュースレターを締めたいと思います。重ねてご参加ご視聴いただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

JANOG40ミーティング実行委員長 中野和貴