JApan Network Operators' Group

JANOG40ミーティング ストリーミング配信振り返り

ストリーミング配信、アーカイブ公開

JANOG40ミーティングでは、現地参加ができない方のため、プログラムのストリーミング配信を行っていました。今回の最大同時接続数は212名でした! たくさんのご視聴ありがとうございました!!

また、プログラムページよりアーカイブを公開中(8/25(金)13:00まで)です。業務都合により見れなかったプログラム、マルチセッションのため見れなかった裏プログラム、朝寝坊して見れなかったプログラム など、さまざまな理由で見逃したプログラムがあると思います。ぜひ、この機会を逃さずご覧ください!

構成

今回のストリーミングの構成・特徴は以下のとおりです。

本会議場

JANOG40ミーティングWebサイトおよびFacebookページ上でのストリーミング2元中継

今回新たな試みとして、Facebookページ上でもストリーミング配信を行いました! これは各種公共機関での移動中などにおいて、気軽にアクセスいただき、より多くの方にJANOGを楽しんでいただきたいという思いがあり、実施しました。前回(JANOG39ミーティング)の配信と比べ、オペレーション面において、必要な操作や確認項目が増えたりと多少負担が増えましたが、嬉しい言葉もたくさんいただき、2元中継をやってよかったなと感じています。

ALL HDMI対応

現在販売されているノートPCの映像出力端子はデジタル出力が中心となってきています。そのため、近年のJANOGミーティングでは、デジタル→アナログ変換におけるトラブルなどが発生していました。今回、会場機材およびプロジェクタからストリーミング環境に至るまでの導線すべてをデジタル化することが可能な環境であったため、アナログ(VGA)を極力使用せず、ほぼデジタル(HDMI)接続で配信を行うよう構成しました。映像ソースの安定性や画質面はもちろんのこと、配線周りにおいてもスマートな配信環境でストリーミングができました。今までの配信構成と変更することで、必要な機材も変わりました。ミーティング実行委員全員で協力し、必要機材の調達を行い、今回の構成が実現できています。こちらに記載がありますが、"JANOGは全員野球である"が実現されている部分かと思います!

中会議室

録画→アーカイブ公開

中会議室はネットワークが通っていなかったため、マルチセッションについては録画し、その後アーカイブ公開の形となりました。今回は以下にあるようなシンプルな構成で録画対応を行っており、映像ソースや音声ソースを一つの機材に集約して録画することにより、後々のアーカイブ公開のための編集作業の簡易化を実現しています。

ストリーミング構成

ストリーミング構成図(本会議室)

ストリーミング構成図(中会議室)

反省と今後

今回の配信において、少々トラブルもありました。2つほど、実例をあげますと、

  1. Day2 会場諸注意」は元々ストリーミング及び、アーカイブ公開予定でしたが、機材トラブルにより配信不可となっています。
  2. Day1 BGPチュートリアル2017」の後半部、マイクを使用せずに発表していた箇所があり、その間の音声が録音されていませんでした(会場では問題ありませんでした)。

上記は事前の確認であったり、中継中(BGPチュートリアルについては録画)の確認をより入念に行う必要があったと認識しています。今後もJANOGミーティングのストリーミングは続けていくと思います。今回の反省を踏まえたり、更なる技術の発達で、より革新的な配信が行われていくと思います。

ぜひストリーミング、アーカイブもご視聴いただき、引き続き、JANOGミーティングを一緒に楽しみましょう!!