発表日時:7月13日(金) 11:05~11:55(50分)
発表会場:中ホール
FTTH網におけるIPv6の普及率はすでに4割を超える勢いであり、また移動体網のIPv6化も徐々に広がっていっている。しかし、コンテンツ側のIPv6化は遅々として進んでいない。JPNEにおける観測ではアクセス網側がデュアルスタックにした場合にv6で流れるコンテンツの比率は平均30%程度のままであり増加していない。 一方で、コンテンツ側の巨大プレイヤーであるCDN事業者の多くにおいてIPv6対応はすでに完了している。それにも関わらず、コンテンツ側のIPv6化が進まない理由の一つに、IPv6のGeo IPが不十分であることによりコンテンツホルダーがIPv6化を躊躇しているからではないかと考えている。 本講演ではまずIPv4のGeoIPがどのように使われているのか、それに比してIPv6のGeoIPの現状がどのようであるのか、何らかの障壁があるかについての情報を共有し、もし障壁があればそれを解決するための方法について模索する一助としたい。 またあわせて、それ以外にもコンテンツ側のIPv6化をすすめるための方法についても議論した。
・どのようなテーマ (内容) について議論したいか IPv6におけるGeoIPの状況に課題があるのかどうか、もし課題があるのであれば、それを解決するための方法。
・なぜこのテーマ (内容) が今重要だと思ったのか? ユーザ側のIPv6化は着々と進行しているにも関わらず、コンテンツ側特に国内コンテンツのIPv6化の進捗が芳しくない状況を共有し、これを積極的に推進していきたいから。
・参加者と議論したい・聞きたい・問いかけたいこと コンテンツ側のIPv6化に足りないものは何か?
・議論の方向性について想定していることはありますか? GeoIPそのものの是非については議論しません。
石田 慶樹 (日本ネットワークイネイブラー株式会社) 風間 勇人 (株式会社Geolocation Technology) 高澤 信宏 (ヤフー株式会社) 川端 宏生 (一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
IPv6のGeoIPってどんな状況?(石田)
IPv6のGeoIPってどんな状況?(風間)
IPv6のGeoIPってどんな状況?(高澤)
IPv6のGeoIPってどんな状況?~レジストリ登録情報~(川端)