発表日時:7月12日(木) 17:25~18:30(65分)
発表会場:中ホール
ネットワーク運用自動化に関心が高まり、JANOGでも技術・事例紹介プログラムや啓蒙BoFが継続的に開催されている。 ところが昨今、その道の先人から「自動化でひどい目にあった」という声がちらほら聴こえてくるようになった。 本来ならば、運用の質を向上させるはずの自動化なのに、ノウハウが「つながらず」、作業詳細が担当者間で「つたわらず」、運用の改善が「つみあがらず」、最悪の場合には事業や業務に影響がおよぶケースもある。なぜそのようなことが起きるのだろうか。 本パネルでは、自動化のその先にあるつまずきポイントと、つまづく構造を明らかにする。 さらに、自動化後も、組織・人・時間をまたいだコミュニケーションを維持することで、健全な運用を継続していく方法について議論する。
おことわり: タイトルとアブストラクトを変更いたします。当初、運用手順書にフォーカスすることとしていましたが、プログラム検討の結果、コミュニケーションを維持できない他の要因についても言及することで、より議論が深まると判断しました。
波田野 裕一 (運用設計ラボ合同会社)
長久 勝 (国立情報学研究所)
今井 祐二 (株式会社富士通研究所)
畠山 慎平 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
その運用自動化では行き詰まる ~「つながらない」「つたわらない」「つみあがらない」を防ぐために~(今井、波田野、長久、畠山)[PDFファイル]