JApan Network Operators' Group
JANOG42は株式会社ZTVのホストにより開催します。

IPv6アドレスの番号計画、どうしてますか。〜 あれっ、みんなどうしてんだろう 〜

発表日時:7月13日(金)  9:55~10:55(60分)

発表会場:中ホール

概要

世界規模でIPv6の導入が本格的になってきました。ネットワークを持つ多くの事業者は、IPv4においてはJPNICや上位事業者から小さなサイズのアドレス分配を何度も受けていたため、長期的な視点でのアドレス設計ができませんでした。
一方、IPv6においては分配されるアドレスのサイズが広大なため、これが可能となり、長いアドレスの使い方に悩むことがあります。 そこで、本セッションでは、IPv6におけるアドレス設計の考え方をいくつか紹介し議論したいと思います。

テーマ・ポイント

  • 議論したいテーマ・ポイント
    • 分配されたブロック(/32 や /48) をどのように階層化するか。
      • 地域毎 ?
      • サービス毎 ?
      • 組織毎 ?
      • 頭から順 or ブロック前半・後半 ?
    • IPv6アドレスに IPv4やVLAN番号を埋め込む場合の是非
      • Prefixへの植え込み VLAN ID
      • IF IDへの埋め込み Router ID・IPv4 Add ・ Port No. ・ 1.2.3.4.。。
      • :face:b00c: など
      • 埋め込む場合 10進数 or 16進数 ?
    • Traffic Engineering とアドレス計画を結びつけるか。
      • 結びつける場合、アドレスを分割するか。
      • 結びつけない場合、どのようにTEを行うか。(BGP Community ?)
      • そもそも TE しない ?

発表者

中川 あきら (日本インターネットエクスチェンジ株式会社)
松崎 吉伸 (株式会社インターネットイニシアティブ)
吉岡 渉 (さくらインターネット株式会社)
近堂 徹 (広島大学)

事前資料

JANOG42-V6PL-nakagawa.pdf

事後資料

IPv6アドレスの番号計画、どうしてますか。〜 あれっ、みんなどうしてんだろう 〜 (中川)[PDF]

IPv6 番号計画 IIJの場合(松崎)[PDF]

IPv6アドレスの番号計画、どうしてますか。あるデータセンター事業者の一例(吉岡)[PDF]

広島大学におけるIPv6アドレス管理(近堂)[PDF]