JApan Network Operators' Group
JANOG42は株式会社ZTVのホストにより開催します。

GoでEPC作って本番運用している話

発表日時:7月12日(木)  15:05~15:35(30分)

発表会場:多目的ホール

概要

さくらのセキュアモバイルコネクトではGo言語で実装したHSSとPGWをさくらのクラウド上にデプロイし、
LTEの国際ローミング網に接続しています。
本発表では、さくらのセキュアモバイルコネクトのアーキテクチャとGo言語での実装の詳細や、
実装する上で苦労したこと、使えるOSS、参考になるOSSを共有します。
その後、EPCの実装やLinux上でのパケット処理について議論したいと思います。

テーマ・ポイント

どのようなテーマ (内容) について議論したいか

  • EPCの相互接続性について(苦労したこと)
  • ソフトウェアでのパケット処理について

なぜこのテーマ (内容) が今重要だと思ったのか?

  • 弊社を含めフルMVNO構成のMVNOや、独特な特徴を持ったMVNOをやるために独自にEPCを実装する事業者が今後増えるかもしれないため。
  • 5GC(5G Core Network)ではコントロールプレーンのAPI仕様がOpenAPI3.0で定義されることになっており、より実装しやすくなっていて、独自に実装する事業者が増えるのではないかと思ったため。
  • ベンダーによって細かい実装が異なり苦労したため。

参加者と議論したい・聞きたい・問いかけたいこと

他にEPCを独自に作って本番運用しているMNOやMVNOはあるのか、あれば情報交換する場を作りたい。

発表資料

GoでEPC作って本番運用している話

発表者

日下部 雄也 (さくらインターネット株式会社)