JApan Network Operators' Group
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フレッツIPoE方式の理想と現実

発表日時:7月12日(木)  15:05~16:05(60分)

発表会場:中ホール

概要

日本のインターネットトラフィックが急増し、利用者の期待に沿わない速度しか出ない状況が 発生している。
NTTのフレッツで発生している輻輳の解決策として、IPv6提供時に採用されたIPoE方式に注目が集まっているが
もともとNGN網に対してギリギリの 機能追加で実現した方式でもあるためどんなISPにも提供可能な仕組みとなっているわけではない。
本発表では、IPoE方式の要点を解説しながら適用限界も示すとともに、
地域ISP等が望むインフラの イメージからそれが現状のインフラで実現しうるかを明らかにする。
さらに次世代のインターネット基盤がどうあるべきかを議論する。

テーマ・ポイント

・どのようなテーマ (内容) について議論したいか
  インターネットが社会基盤となった今、現在のインフラの課題から、
  今後どのようなインフラに持っていくべきかを議論したい
・なぜこのテーマ (内容) が今重要だと思ったのか?
  動画等によるトラフィック増だけでなく、インターネットの使い方が更に多様化し始めるときに
  インフラのあり方を議論することは重要
・参加者と議論したい・聞きたい・問いかけたいこと
  まずはNTTのインフラのあり方への意見から、将来を見据えてどのようなインフラがあるべきで
  事業者がそれをどう活用するのが理想かを聞きつつ、将来のインフラの方向性を明らかにしていきたい

発表者

外山 勝保 (インターネットマルチフィード株式会社)
熊本 豊 (ミテネインターネット株式会社)
山口 肇征 (東日本電信電話株式会社)

事後資料

フレッツIPoE方式の理想と現実(外山)
NGN IPoE方式のインターネット接続とか(山口)
地域ISPの想いと疑問(熊本)
VNE事業者とは(外山)