JApan Network Operators' Group
JANOG45は北海道総合通信網株式会社株式会社ネクステックのホストにより開催します。

できる 実践DCI 100Gbps編

概要

今時のサービス設計においては、データセンターの分散が要求され、その結果、データセンター間接続DCI(Data Center Interconnect:以下DCI)の重要性がこれまで以上に高まっています。ただし、これまでのDCIで用いられるWDMなどの伝送装置は専門的で高価なものと思われてきましたが、メトロ・エリアの近距離での状況に限ると、Do It Yourself 的な1Gbps〜10Gbpsの伝送装置を実現することが可能です。このことは、JANOG44で「データセンター間接続を一から作りなおす話」として発表させていただきました。

しかしながら、データセンターの構内での接続速度は、すでに100Gbps が当たり前となっている状況です。データセンターの内側と外側をシームレスに繋ぎたいニーズは存在しており、DCI も 100Gbps で接続することが求められています。コストパフォーマンスを追い求める私達は、Do It Yourself 的な装置で 100Gbps の DCI を実現することに挑戦しました。本プログラムでは、この100Gbps DCI へ挑戦を報告させていただきます。

【目次】

  • 100G DCIの課題と背景
    • DIY的な100G DCIを採用した背景と課題について
  • 100G DCIの検証と運用
    • DIYであるため、検証と運用確立をどのように行ったか?
  • 100G DCI 実践のまとめ
    • まとめ
  • 100G DCI技術解説
    • メトロ100Gで技術的に足りないところ解説 (既存技術の比較)
    • PAM4 解説

発表者

西野 大 (株式会社 ブロードバンドタワー)

東松 裕道 (株式会社 KADOKAWA Connected)

加藤 良輔 (株式会社 ブロードバンドタワー)

 

事前資料

できる 実践DCI 100Gbps編 予告編 〜これまでのJANOG発表おさらい〜 (西野)

100Gbps DCI技術解説 (加藤)