本プログラムでは伝送装置のホワイトボックス化の動向と実際に商用ネットワークにデプロイしてみて得られた知見を共有します。
データセンタネットワーク内でのホワイトボックススイッチの利用は国内でも増えてきました。近年その考え方を伝送装置にも適用する取り組みがFacebokが主導するTIP(Telecom Infra Project)で行われています。
既にCelestica, Edgecore, WistronといったODMベンダがホワイトボックス型の伝送装置を製造、販売しており、Cumulus Networks, IPInfusionが対応するNOSを開発しています。
mixiではDCI用の伝送装置として、Edgecore Cassiniというホワイトボックス伝送装置を導入し、NOSにはTIPがオープンソース化しているGoldstoneを採用しました。
本セッションでは伝送装置ホワイトボックス化の動向とGoldstoneのアーキテクチャ/設計思想をGoldstoneのメンテナを務める石田から紹介した後、馬淵から採用背景、導入にあたって直面した課題、将来の展望について発表します。
石田 渉 (NTT Electronics America)
馬淵 俊弥 (株式会社ミクシィ)
資料1(石田)
資料2(馬淵)