JANOGらしい、リモート運用

ニュースレター

企画編成委員のくまもとです。
いよいよ来週からJANOG46が開催となります。

従来からJANOGでは現地参加が難しかった方のためにライブ配信および、アーカイブ配信を行ってきました。
今回、沖縄で開催となりますが、3月にJANOG46実行委員が出来てから会場での開催するための模索と並行して、どちら(現地/オンライン)に向かってもJANOGらしいリモート運用環境を作るという事を念頭に置いて配信チームは進めてきました。

よく、JANOGは「勉強会」ではありませんと言われます。
私もその通りと考えており、ボーダレスで議論が出来る場であると考えています。
今回はこれを現地とオンラインをシームレスに繋ぎ、参加者があたかも会場にいるかのように議論ができる場を準備したいと動きました。

今回は最大3つのパラレルセッションと、BoF用の会議チャンネルを用意しました。
それぞれTENPI、SHURI、NAKAGUSUKU、MANTAとなっております。
その内、TENPIにつきましては沖縄会場との連携を行っており
・現地登壇
・リモート登壇
・現地質問
・リモート質問(音声)
・リモート質問(チャット)

上記5つすべてが連携しています。
つまりリモート登壇されているセッションに於いても沖縄会場から質問ができ、
沖縄で登壇されている場合に於いてもリモートから質問が可能となっています。

SHURI及びNAKAGUSUKU、MANTAについてはオンラインのみでの開催となります。
こちらもリモート質問が可能な環境になっておりますのでこちらも涼しい部屋から熱い議論ができればと考えています。
大変申し訳ないですが、 沖縄会場に来場されている方もPC、スマホから接続してご参加ください。

ソーシャルディスタンスな配信ホットステージ(※本番想定の配信テスト)

リモート参加方法

リモート参加方法は2つの方法がございます

ストリーミングタイプ:従来のライブ配信スタイルで

今回、従来よりもアクセスが多くなることを想定し、Jストリームさんの協力によりライブ配信環境を強化いたしました。
こちらはWebページからアクセスいただき、再生ボタンを押していただければ簡単に見ることができます。
いろんな会場に出たり入ったりして聞きたい、発表を聞きつつも他の作業・・・といった方にはピッタリかと思います。ただし、質問などには対応しておりませんので、もし発言をしたくなったという方は下記のウェビナータイプに移動いただき、思いっきり発言してください!
また、MANTAで開催される野良BoF開催に関してはこちらでは配信いたしません。
Zoomの会議URLをお渡しするスタイルになりますので詳しくは野良BoFのページをご参照ください

当日はJANOGのページからリンクを貼りますが、視聴にはパスワードの設定が必要です。
今回はオンライン参加の場合でも参加登録が必要です!
パスワードは当日、参加登録をして頂いたEventHubのお知らせに毎日掲載させていただきます。
こちらのパスワードをメモして配信サイトにてお楽しみください!

なお、こちらのタイプでは開催終了後も、ほぼすべてのプログラムのアーカイブ配信も予定しております。

さらに!ストリーミングタイプだけの特別企画!

今回、 JANOGとしては初の試みで別日程にて開催されるJANOGの46ハッカソンの成果発表をライブ配信することが決定しました!

こちらは当日にJANOG46のページにて配信いたしますのでご覧ください!

JANOG46ハッカソン 成果発表会
日程:2020年8月22日(土) 17:40頃~
時間:17:40頃~

ウェビナータイプ:会場との双方向議論が可能な配信スタイル

今回は登壇者さんには基本的にZOOMのウェビナーを利用しての発表をお願いしております。
TENPIの現地登壇や質問マイクの方はスタッフ側で一括して配信いただくので従来の登壇・コメントのように、振る舞っていただければ配信ができますのでご安心ください!

こちらも参加登録が必要です!
当日、視聴者用URLをEventHubのお知らせに掲載させていただきます。
URLからウェビナーに入っていただく事で発表に参加することができます。

議論・質問方法

JANOGの風物詩(?)といえばやはり質問マイクにズラッと並ぶ光景ですが、
今回の質問方法は下記の3つになります。

・沖縄会場の質問マイクを利用した質問(TENPI会場のみ)
・ウェビナーの挙手機能を使い、司会から発言権を付与後にパソコンのマイク機能を利用した質問
(※あらかじめZoomを使った音声通話ができる状態で挙手お願いいたします)
・ウェビナーの質問機能を使い、司会から代弁して質問


できるだけ多くの時間を質問・議論の時間に当てさせていただいておりますが、
時間により質問数を制限させて頂く可能性がありますのでその点はご了承ください。

構成について

TENPIの配信構成について、いろいろ試してみましたが、
音ループしてハウリングを起こしたり映像がループしてマトリョーシカのようになってしまうなどいろいろ苦労をしました・・・・
そして、試行錯誤した結果の今回の構成はこちらです

JANOG46配信構成図

会場から登壇している方の声は会場へはそのままマイクからスピーカへ。
リモート登壇の場合は会場ではZOOMのウェビナー画面を出す。
複数登壇の場合に、会場登壇とリモート登壇のハイブリッド登壇をする場合は、
会場登壇のZOOMの声の返しは行わず、会場にはZOOMの映像を出す
一見、こうやって文章にしてみると「簡単?」と思われがちかもしれませんが、
実際には配信の経験を積んだ方でもゾッとする構成だったりします。
今回の構成はwith COVID-19時代の「新しい配信様式」のスタートとできればと考えております。

現在はリモートの勉強会やイベントの開催が増えてきていますが、やはり実際に会って、顔をみて話すという最強のプロトコルは今後も生き続けるかと思います、そういった時に今回の配信方法が何かしらのノウハウになればと思っております。

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