場所

SOPIA

日時

Day2 2021年7月15日(木) 13:45~14:30(45分)

概要

ここ最近、エンドユーザを抱えるISP・CATV事業者(いわゆるEyeball)はトラフィックが急増するゲームのダウンロードやライブ配信に悩まされている。

その配信を担っているのがCDN事業者である。

Eyeball事業者からみて、そのダウンロードトラフィックが流れてくるところを変えたい・変えなければならない状況が発生するが、制御のやりかたを間違えると、トラフィックの流れが意図したとおりにならず、見えないところで輻輳が発生するなど、他の事業者に影響を及ぼすだけでなく、最終的にエンドユーザへの配信品質が劣化することになる  本議論では、CDN事業者の配信に関する仕組みとEyeball側の制御によって問題が生じるケーススタディを通じて、CDN事業者とEyeball事業者が幸せな関係を築くにはどうすればよいかを議論する。

*聴衆のみなさまからも(EyeballだけでなくCDNの方も)、自らの経験(自社でのトラフィック制御とその結果など)を話していただいたり、どうすればお互いに幸せな形でトラフィックを流せるか前向きな提案をいただいて、議論できるとよいと考えている。

発表者

外山 勝保 (インターネットマルチフィード株式会社)
小野 真由美 (Akamai Technologies)
土屋 太二 (Fastly K.K.)

公開資料