プログラム紹介 『坂の上の雲』へ続く道は、どこにあるのか ― ネットワークに関わる人の最初の一歩と、その先へのつながりを考える ―

みなさんこんにちは。プログラム委員の齋藤です。

さて、 Day3 の 2026年7月17日 (金) 14:45〜16:00 で本会議場において開催される 『坂の上の雲』へ続く道は、どこにあるのか ― ネットワークに関わる人の最初の一歩と、その先へのつながりを考える ― について登壇者の皆様にお話をお伺いしたので、ご紹介したいと思います!

左上から、齋藤(PC委員), 根津さん, 吉川さん, 川村さん, 宮本さん, 前村さん

プログラム紹介

今回のプログラム副題にある「ネットワークに関わる人の最初の一歩と、その先へのつながりを考える」という部分が、みなさまと議論したいポイントです。

業界には素晴らしいエンジニアがたくさんいらっしゃると思いますが、みなさんにも最初の一歩というのがあったと思います。その一歩を踏み出すきっかけだったり、それを支えてくれる環境だったり、チャンスだったりと様々な形の一歩があったかと思います。そしてその一歩一歩によって、雲の上の存在のようなエンジニアがいたりするわけですよね。ただ雲の上にいるとかいうことではなく、そういった人たちとも私たちと地続きの場所にいるということで・・。皆さんがより広い場につながっていくために、多様な最初の一歩を共有しあうことができればいいなと。

そして、ネットワークエンジニアの世界というのは、色々なところに繋がっていて、またその繋がりが広まっていっている世界だと思っています。そのいろいろな可能性がちゃんと見えていて、次の一歩を踏み出す、その機会はどういうところにあるのか/掴んでいくのかというのは難しいところがあると思うんですよね。それらネットワークエンジニアの世界の可能性や、次の一歩というのも考えて、どうやったらこの業界がもっと「ワクワク」するような世界になるのか、「ワクワク」するようなキャリア形成をできるのかというものを、皆さんと議論し、今後の業界に必要なものというのを認識できればと考えています。そして、その成果が、今後ネットワークエンジニアの世界への一歩を踏み出そうとしている若手のかたへの後押しになればとも思います。

この様々な「一歩」をもとに、今後の業界の形をみなさんの課題として認識し、議論を行うことができればと思います。

応募のきっかけ

前回のJANOG57で、エンジニア育成に関する野良BoFを開催しました。そこでは、育成に関する様々な知見や意見が寄せられ、また問題意識も持っているということがわかりました。その各々の問題意識をつなげるアクティビティが必要ではないかと考え、応募に至りました。

野良BoFには多くの方に参加していただき、また議論ができたわけですが、もっとたくさんの視点で、たくさんの知見/意見/問題意識というのを議論したいという思いがあり。もっとでかいところでやろうぜ!というのもきっかけとしてありますよね。

議論のポイント

すごい人の話を聞くというのではなく、みなさんが今やっていることの延長上にあるというところで捉えて、若手の問題・ベテランの問題ということではなく、みんなでどのように業界を作っていくのかというのを考えていきたいです。そのために、今がどういう状況なのか、何が足りていないのか、どういったサポートをしていけるのかといった点を一番議論していきたいですね。業界への入口が見えづらいというような話もあったりするので、本当に入口は見えづらいのだろうかといった話もできたらいいですね。みんなが当事者として議論しあい、業界への敷居を下げることができたらなと思っています。

(プログラムMTGの背景をみながら) キャリア上は、きれいに見える道ってないんですよね。まるで森のようなところで。ガッサガサ切り開きながら、次の一歩を見つけていくわけですが、この森をどのように進んでいけばよいかわからないというような悩みというのは、多分皆さん経験されているんじゃないかなと思います。そういったことを踏まえ、議論をしていき、最初の一歩への勇気にもなるんじゃないかと思ってます。

プログラムMTGで登壇者の皆さんがセットされていた背景

こういう道っていろいろなパターンがあっていいと思うし、実際自分の経験を他人と共有することで、自分自身に新たな気づきがあったりとか、知らない道を見つけることができたりだとか。。そういった議論をできるというのがJANOGというコミュニティのめちゃめちゃ面白いところだと思っているので、そういったおもしろさを再認識できるといいなと思っています。

そして、こういった一歩って例えば「資格を取ればゴール」、「ある経験をしたらゴール」というものではなく、とにかくいろんな人と触れ合いながら道を見つけていくことが大事なので、そういった点もこの議論を通して伝えることができたらなと思っています。

このプログラムには特に、学生・若手に参加してもらって議論していきたいと思っています。

最初の一歩の壁は何なのか、なぜこういったコミュニティに参加していくのかというのを当事者として議論しあうことができればと考えています。そして、いずれはこういったコミュニティに若手を送り出す側の立場になるわけですが、その変化についても議論していきたいです。

プログラムへの意気込み

会場の皆様との議論を、とても楽しみにしています!

そしてこの場が、今後の楽しい業界づくりのためのきっかけ、新しい挑戦や取り組みが生まれるきっかけになればいいなと思います!

編集後記

プログラム打ち合わせでは、プログラムタイトルにもある「一歩」というものの多様さ(多様な最初の一歩、多様な次への一歩)の奥深さに関心しながらお話を聞いていたわけですが、振り返ると自分自身も様々な一歩を踏み出してきたなと思いました。この一歩一歩の中でも特に、業界へ足を踏み入れるかを決めるための大事な一歩がまさしく「最初の一歩」なわけですが、、言葉にすると単純な一歩に見えますが、実際には大変に奥深い一歩だったと思います。(業界へのイメージや今後のキャリアパス、自分のやりたいこと/目的など。。)

そういった多様な奥深い一歩をみなさんと議論できるというのは大変に面白いプログラムだなと思いましたし、またその議論をもとにより多くの仲間が業界に足を踏み入れてくれるようになればとても嬉しいなと思いました。

ぜひ、現地でご参加のうえ、議論に参加いただければと思います!