JApan Network Operators' Group
JANOG41は株式会社インターネットイニシアティブのホストにより開催します。

明日からはじめるネットワーク運用自動化

概要

インフラ運用の自動化は、アプリケーション開発やサーバ運用だけでなく、ネットワーク運用現場においても求められるようになってきました。しかし実際のネットワーク運用現場からは

「開発ができる人材がいない」

「自動化開発のための知識やスキルセットが不足している」

「自動化に対する組織の理解/サポートが足りない」

といった様々な悩みの声が聞こえてきます。
本発表ではネットワークエンジニアが「明日から自動化開発をはじめる」ための具体的な手段として、発表者が実際にISPネットワーク運用業務を自動化した経験やネットワーク運用自動化勉強会 NetOpsCodingを通して得た知見をもとに、実践的なプログラミングテクニックや開発に役立つライブラリ、サンプルコードを共有することで、皆様の職場のネットワーク運用業務を改善するきっかけにしていただきたいです。

対象者

  • ネットワーク運用の自動化開発に興味のある方、挑戦してみたい方
  • 開発経験の無いネットワークエンジニアの方、プログラミング初心者の方  (ただし発表時間の都合上、プログラミング基礎解説は最小限に留めます)
  • 経営課題としてネットワーク運用自動化に取り組むべきか悩んでいる運用リーダーの方、管理職の方

発表内容

本発表では、プログラミング言語としてPython(3系)を例にして進めます。

  • インフラ自動化のトレンド
  • ネットワーク運用自動化の事例
  • ネットワーク運用自動化 失敗パターン
  • なぜPython?
  • Python入門 おさらい
    • if文
    • for文
    • 関数ファイル入出力
    • テンプレートエンジン
  • やってみようネットワーク自動化
    • プログラムからルータにログイン
    • showコマンド結果を正規表現で抽出
    • プログラムからルータにコンフィグ投入
  • 開発に便利なOSSライブラリ/ツールの紹介
    • メーカー公式ライブラリ
    • サードパーティライブラリ
  • 自動化サンプルコード: BGP Peering作業を自動化する

発表者

土屋 太二 (ITOCHU Techno-Solutions America, Inc. / NetOpsCoding運営委員)

事後資料

明日からはじめるネットワーク運用自動化 (土屋、PDF)

ニュースレター

発表者インタビュー: 明日からはじめるネットワーク運用自動化

事前オンラインプログラム

1月9日(火)に事前オンラインプログラムを実施しました

WebExレコーディングを掲載しましたので、ご活用ください