JANOG28
プログラム詳細
- タイトル
- 日本のインターネットは本当にロバストだったのか
- 概要
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3月11日に発生した東日本大震災においても、日本のインターネットは内外からロバストであったとの評価を得た。
しかし、実際には被災地においてはインターネットを含む通信網の全断が発生しており、また首都圏を含む周辺地域でも大きな影響が出たために綱渡りの状態であった局面も少なくない。
本セッションでは局面ごとで何が起こっていたかをサーベイしつつ、今後起こりうる天災に対してよりロバストにするためには何をなすべきかについて議論したい。 - 発表者
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石田 慶樹 (日本インターネットエクスチェンジ株式会社)
1988年 東京大学助手
1994年 九州大学講師
1998年 メディアエクスチェンジ(株)入社
2005年 (株)パワードコム入社
2006年 合併によりKDDI(株)に所属
2006年 日本インターネットエクスチェンジ(株)に出向
2007年 日本インターネットエクスチェンジ株式会社 代表取締役社長就任
石井 秀雄 (PACNET Global (Singapore) PTE LTD.)
2000年 グローバルクロッシング入社
MPLS/IPネットワークのアジアネットワークを設計、構築
2003年 アジアネットコムに社名変更
MPLS/IPネットワークのグローバルネットワークを設計、再構築
2008年 パックネットジャパン株式会社 CEO就任
2010年 パックネットシンガポール(HQ)へ移籍
現在、VP, IP and Cloud services
吉田 友哉 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
1998年、日本電信電話株式会社入社。翌1999年NTTコミュニケーションズへ。
以降OCNバックボーンの運用・構築・設計・開発業務に携わる。
2000年から各種インターネットコミュニティ活動へ参画。
2002年からJPNIC IRR企画策定専門家委員(2004年よりチェア)、JPNIC IPアドレス検討委員(2006年より委員長)、番号資源利用状況調査研究専門家委員などを歴任。
2008年、先端IPアーキテクチャセンタ 研究・開発部門へ(現職)。
IPv6、BGPに関する研究開発、IPネットワークの運用システム開発に従事。
現在、Interop NOCメンバ、NSP-SEC-JP Moderator、APRICOT Routing-SIG Co-Chair、APRICOT Program Committee、APOPS co-chair。
秋山 敦彦 (東日本電信電話株式会社)
2004年、東日本電信電話株式会社入社。
法人営業部で企業用ネットワークやシステムの設計、構築に従事。
2006年より、フレッツバックボーンネットワーク運用、構築、設計、検証業務に従事(現職)。
- 事前資料
- 事後資料