2012年にマイクロソフトがNANOG55でMassive Scale Datacenterというタイトルでプレゼンを行って以降、BGPを用いたデータセンターデザインは多くの事業者に使われ、活用されてきた。一方ダイナミックディスカバリーなどの欠如より、様々な工夫がされている。現在IETFではDCRoutingというメーリングリストを作成し、現在のデータセンターにフォーカスしたルーティングプロトコルを議論しています。過去のデータセンターの問題点、現状のデザインメリット、そして今後議論されるであろうEVPNのデータセンター内の活用やIETFで提案されているプロトコルのサマリーを共有し、JANOGの皆さんと議論していくことで、より良いルーティングプロトコル仕様や活用を考えたいと思います。
土屋 師子生 (アリスタネットワークスジャパン合同会社)
データセンターでのルーティングプロトコル (土屋、PDF)