第50回JANOG meeting をホストさせていただくインターネットマルチフィード株式会社の外山勝保です。

年2回で50回目といえば、25年・四半世紀。

JANOG立ち上がりのころからインターネットに関わってきた私としてはあっという間の25年であり、多くのインターネット技術者が交流する貴重な場として多くの人に愛され支え続けられたからこそ、ここまでJANOGが続き、1,500人のみなさんが集まるまで大きくなったと思っています。

その節目のJANOG50は、ちょうど設立25年目でもある弊社でホストさせていただきたいと立候補し、幸いなことにご依頼を頂戴しました。
みなさまにとって実りのある場となるよう全力でサポートさせていただきます。

JANOG1 パネルディスカッションより(一番右が外山さん、お若い!)

開催場所とPlan-B

ここ2年のコロナ禍で、オンラインでミーティングする心理的ハードルは劇的に下がりましたが、一方で直接会って話をすることの大切さをみなさまも改めて認識なさったのではないでしょうか。

JANOG50 meetingをホストするにあたり、みなさまが直接会って話をする機会を提供することに重きをおこうと私は考えています。

そのため、開催場所は多くの人が行ってみたいと思うところ、暑い日本の夏にはすこし涼しいところと考え、北海道函館を選びました。JANOG50 meetingは、みなさんがインターネット議論や他のみなさんとの交流がメインですので、そこにご満足いただける環境を提供するよう頑張ります。

また万が一、7月の本会議を完全オンラインで開催せざるを得ない状況になった場合は、懇親会だけは1、2ヶ月後に改めて函館にて開催するバックアッププラン(Plan-B)も検討し、多くの人が直接会える機会をご提供できればと思っています。

函館山からの夜景が綺麗です!皆様もぜひ足を運んでみてください!(外山さん撮影)

海外への発信

JANOGはもともと米国のNANOG (North America Network Operators Group) meetingに習い、日本語でインターネット技術を議論したいと考えた有志が立ち上げました。

日本語での議論は、日本のインターネット運用の質を高めるのに大いに役に立ちました。しかし、世界的にみても非常に良い情報交換が行われていることが日本以外に伝わっていないとも感じています。

そこで、運営委員・実行委員と協力して、海外に向けてJANOGで行われている議論を英語で紹介するような企画を検討しています。

次の四半世紀に向けて

JANOGの立ち上げ時期から関わっていた者として、JANOG meeting が今後も日本のインターネットを支える存在であり続けてほしいと願っています。

JANOG50実行委員会が掲げた”Change”というテーマのもと、次の四半世紀にむけてインターネットにおいて変えるもの・変わらずにおくものを意識しつつ、議論と交流を通じて、JANOG50がより良いインターネットを発展させていく礎となれば幸いです。

JANOG1 会場風景です。あれからどれくらい変わったでしょうか

みなさま、函館でお待ちしています!

インターネットマルチフィード株式会社
代表取締役副社長 外山勝保