全国キャリア網の耐障害設計で、OSS使ってシミュレーションしたら爆速で切り分けられた件

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概要

日本全国数百台のルータからなるキャリア網では、IGPのメトリック設計が複雑になりがちで、障害ポイントや迂回パターンが多岐に渡るため、想定経路を算出するだけでも一苦労です。
そこで、グラフ関連のOSSを複数組み合わせることで、複雑なIGP設計下における平常時や障害時の想定経路のシミュレーション結果をトポロジ図へ描画することに成功しました。
これによって、経路制御が期待通りに動作しているか一目瞭然になり、迅速な切り分けが可能になりました。
上記のシュミレーションを行うために、コンフィグ解析用のテキストパーサ(Textfsm)、グラフデータベース(Neo4j)やグラフ構造可視化(Cytoscape)などのOSSをどのように組み合わせるのかご紹介します。

場所

1F 会議室101

日時

Day1 2023年7月5日(水) 17:30~18:00(うち05分)

発表者

門脇 伸明
NTTコミュニケーションズ株式会社

Nobuaki Kadowaki(NTT Communications Corporation)

採点結果

有益性 合計点 21(平均4.1)
新発見 合計点21(平均4.2)
インパクト 合計点20 (平均4.0)
合計 62 平均 4.1

公開資料

全国キャリア網の耐障害設計で、OSS使って シミュレーションしたら爆速で切り分けられた件(門脇)

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