
ハッカソン委員長の大塚です。JANOG52では久々に現地でハッカソンを開催できるようになりました。 JANOG52 Day-1 7/5水 10:00-18:00にてJANOG52ハッカソンを行います! JANOGerの皆様に是非参加頂きたく、JANOGハッカソンの魅力を発信していきたいと思います!
なお「前乗りが難しいのでDay-1 10:00には間に合わないかも・・」とのお問合せを複数頂いておりますが、JANOG52ハッカソンは遅れての参加も可能となっており、運営メンバーによりフォローを行いますので開始時間に間に合わないことから参加を迷われている方も是非参加ご検討ください。
JANOGハッカソンとは?
JANOGハッカソンは全国のインターネットやネットワーク、あるいはセキュリティなどに従事するエンジニア一同が集まり、日々の運用課題の改善活動から将来目指すネットワークアーキテクチャーのPoCまで、各々が日々などネットワークに関する悩みや課題などを集中開発・解決するためのハッカソンイベントです。
ハッカソンというと、プログラミングによってガリガリコードを書くのが普通ですが、JANOGハッカソンでは例えばSRv6の有効活用事例を見出す、などネットワークオペレーションに関するPoCを行って頂くことやネットワーク運用自動化チームのあり方や業務プロセスを考え実践してみる、などのアイデアソン的な検討も大歓迎しています。是非参加者各々の課題や興味に沿ったテーマに取り組んでいただければと思います。
JANOG Meeting同様に全国のJANOGerらが互いに議論・交流することによって新たな価値を見出すことを重視、他参加者とよりディープに議論・交流できるのがJANOGハッカソンの魅力です。
JANOGでハッカソン、と聞いて技術的な敷居の高さや身内感などから参加障壁を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、開発に必要な仮想ネットワーク環境の提供やハッカソンスタッフによるメンターサポートを行いますので、どなたでも安心して参加頂くことができます。
こんな人に来てほしい!
JANOGハッカソンでは学生を含む初学者の方からベテランエンジニアの方まで様々な方々に参加いただけるよう工夫をしていますが、以下のような人はJANOGハッカソンを十二分に活用頂けるのではないかと考えています!
- NW自動化に興味があるが、何から始めたら良いかわからない
- NW運用現場の業務運用改善のため業務やその手順を自動化してみたいが、具体的にどう実装すれば良いかわからない、あるいは誰かと相談しながら開発したい
- アイデアなどはあるが、日々業務の中で中々集中して開発する時間を作れない
- 全国のNWエンジニアが一同集結する中で、会社や組織の枠組みを超えて共同開発をしてみたい
開発環境の提供
JANOG52ハッカソンではネットワークシステムに関する開発を行なって頂く想定をしており、開発環境を持たない参加者に対して、ハッカソン当日に限り無償で開発用仮想NWインフラを提供します。
具体的にはContainerlab(図左)もしくはEVE-NG(図右)を参加チーム/人単位に払い出す予定となり、提供する仮想NWインフラの基本構成は以下の通りとなります。
構成 | 内容 |
Containerlab構成 | Linux Container (Ubuntuなど) * 1 Cisco XRd Control Plane 7.8.2 * 2 Arista cEOS 4.30.0F * 2 |
EVE-NG構成 | Cisco CSR 1000v 17.03.04a * 2 Arista vEOS 4.30.0F * 2 |


左図:Containerlabの基本構成、右図:EVE-NGの基本構成
この仮想NWインフラは基本的に参加者の方にて自由に動かすことが可能であり、上記OS以外にVyOS、OSS SONiCなども用意しており、ご相談頂ければ構成のカスタマイズが可能となっていますので、是非参加申し込み後に運営スタッフまでご相談下さい。
参考:過去のハッカソンテーマ
JANOG44 ハッカソン Winnerテーマ「自動棚卸し」 発表資料
JANOG46 ハッカソン Winnerテーマ「One Line Printer」 発表資料
JANOG52ハッカソンの申し込み方法
こちらのページ最下部の「参加申込」のGoogleフォームよりお申し込みください、皆様の参加をスタッフ一同心よりお待ちしています!
